大谷翔平「51−51」に「THE TIME」混乱　宇賀神メグアナ「間に合わなくて50しかない」

ドジャース大谷翔平投手（30）が19日のマーリンズ戦で、3打席連発と2盗塁で「50−50」さらに「51−51」まで一気に達成した。試合時間と並行して放送しているTBS系「THE TIME，」（月〜金曜4時20分）では、番組中に数字がめまぐるしく変化する状況を伝えた。

試合は日本時間5時40分開始。まずその時間に、佐々木舞音アナウンサーが「昨日も50−50へ前進です」と、前日の1盗塁で、48本塁打49盗塁となっていた状況を伝えた。

その後、6時4分ごろに

江藤愛アナが「先ほど始まった試合の速報です。初回から50個目の盗塁を決めています」と、「48−50」をまず伝えた。

そのわずか7分後の6時11分にも宇賀神メグアナが「初回から50個目の盗塁を決めました」とコメントし、スタジオの記録ボードにも盗塁「50」となっていたが、同時に速報テロップが表示され「大谷翔平48ー51」と、この日2個目の盗塁をカウント。VTR後、佐々木アナが「そして今、51個目の盗塁を決めたという」と伝え、宇賀神アナもあわてた様子で「ちょっと…間に合わなくて、50しかないんですけど。51を本当は貼りたかったんです」と、盗塁の欄の「50」のボードを剥がして手に持ちながら困ったように笑った。杉山真也アナが画面外から急きょ「1」のボードを手渡し、宇賀神アナは「ちょっとバタバタしちゃった」と、「0」に「1」を重ねて張る応急処置をして「おめでとうございます。バタバタしてる」と笑った。

7時29分になると、杉山アナが「今日、大活躍の大谷選手なんですが、第4打席の映像が入ってきました。打ちました！　49号ホームランです」と「49−51」を報道。杉山アナは「まだ回ってくる可能性ありそうです」と語った。

さらに放送終了間際の7時54分にも「夢の『50−50』に王手」と「49ー51」を伝えたが、そのVTRの放映中、杉山アナは少しあわてたような口ぶりで「これで『49−51』を達成した大谷選手ですが…第5打席、なんと50号を打ちました！すごい！」と絶叫。「夢の『50−50』に、たった今、到達しました。すごすぎる！」と興奮冷めやらぬ口調で伝え、スタジオの江藤、宇賀神、佐々木の各アナも思わず拍手して喜んだ。

ニュース速報も表示されると、江藤アナが「あ、ニュース速報！」と思わず声をあげる場面も。杉山アナも「なんと！立ち会ってないのに、立ち会ったような」と語った。その後の51号は放送時間内に収まらなかった。