【陸上】柳田大輝10秒09で日本インカレ連覇「これ以上ない締めくくり」五輪悔しさ糧に来季へ

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2024年09月20日 20:57  日刊スポーツ

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日本学生対校選手権 陸上男子100メートル決勝で2連覇した柳田(中央)(撮影・藤塚大輔)

<陸上:日本学生対校選手権(日本インカレ)>◇第2日◇20日◇川崎市・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu◇男子100メートル決勝



パリオリンピック(五輪)400メートルリレー代表の柳田大輝(21=東洋大)が10秒09(向かい風0・4メートル)で2連覇を飾った。


個人種目での今季最終戦でスタートから飛び出し、2位に0秒04差で競り勝った。向かい風では自身初の10秒0台を記録し「これ以上ない締めくくりができた」とうなずいた。


パリのリレーでは予選で2走を務めたが、決勝は調整不足で出走できず。観客席からレースを見守り「陸上をやっている中で一番悔しい思いをした。その悔しさを知れたのが一番大きかった」と心に刻んだ。


来年9月には世界選手権東京大会が控える。日本歴代7位タイの10秒02の自己ベストを持つ21歳は、パリ五輪で代表入りを逃した個人種目での出場も目指す。「まだ土江(寛裕)先生に恩返しができていない。メダルという形で(恩を)返していければ。この冬で参加標準(10秒00)を切る力をつけたい」と見据えた。


2位は井上直紀(早大)で10秒13、3位は山本匠真(広島大)で10秒19。200メートルでパリ五輪に出場した鵜澤飛羽(筑波大)は、10秒28で5位だった。

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