松原健之、コンサートで「金沢望郷歌」歌う デビュー満19年「能登の皆さんに少しでも力に」

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2024年09月21日 18:55  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ライブを行った松原健之

松原健之(44)が21日、東京・有楽町の「I’M A SHOW(アイマショウ)」でコンサートを開催した。


ピアノに塩入俊哉氏、バイオリンに徳永希和子氏を迎えてデビュー曲「金沢望郷歌」「カサブランカ」など全22曲を披露。


ピアノとバイオリンの優美な旋律と、松原の情感豊かで透明感あふれる歌声が織り重なって会場を包み込み、コンサートに集まったファン約400人を魅了した。


この日は松原のデビュー日。デビューから満19年を迎え、来年はデビュー20周年となる。本公演でも披露されたデビュー曲としてリリースした楽曲「金沢望郷歌」の新バージョンの「金沢望郷歌2024」はオリコンの演歌・歌謡週間シングルランキング(7月1日付)で1位を獲得した。


デビュー前の9か月間はミカン箱とこの曲を持って石川・能登をキャンペーンでまわり、そんなお世話になった土地の皆さんが、今、地震で大変な思いをしている中、何か少しでも寄り添えるようなことができないかという想いが「金沢望郷歌2024」の楽曲に込められている。


能登地震の募金箱を各地のイベントや公演で設置しており、本公演でも募金箱が設置された。


10月1日には石川県立音楽堂邦楽ホールでのコンサートを予定している。


「能登の震災から9カ月以上たちますが、まだまだ復興のめどが立っていません。デビュー前からお世話になっている能登の皆さんに少しでも力になっていただければ、という思いを込めて、デビュー曲を今の声でレコーディングした『金沢望郷歌2024』を全国で大切に歌っていきたいと思います」とコメントした。

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