福田こうへい、48歳の誕生日ディナーショー「皆さんを元気にしたい」

歌手福田こうへい（48）が21日、東京・浅草ビューホテルでバースデーディナーショーを開催した。

純白のスーツで決めた福田がステージに登場すると、誕生日を一緒に祝おうと駆け付けた満員のファンから大きな拍手と歓声が起こった。

今年リリースした「庄内しぐれ酒」からスタートし、序盤から盛り上がりを見せた。巨大なバースデーケーキが運び込まれ、会場のファン全員で「ハッピーバースデー」を歌ってお祝いし、福田がろうそくを吹き消すと割れんばかりの拍手が起こった。

23歳で民謡を始め、36歳で演歌歌手としてデビュー、そして今年48歳。心境を聞かれると、ファンのおかげで歌手として生かされていることに感謝を述べながら「応援してくださるみなさんのために、自分の歌声を惜しみなく使ってみなさんを元気にしていきたいと思います」とコメントした。

自身のルーツとなる民謡を披露した後、早着替えでシックな紫紺色のスーツを身にまとって再登場。三橋美智也ほか演歌歌謡の名曲カバーを歌いながら会場を練り歩き、ファンの1人1人と目を合わせ握手してふれあう福田の姿に、会場では終始笑顔があふれていた。

デビュー曲で代表曲「南部蝉しぐれ」のイントロが流れると会場の熱気は最高潮に。続く「北風よ…」「天空の城」でヒット曲を披露し、「天空の城」のロングトーンで歌声を披露すると会場中から拍手が湧き起こった。アンコールに応えてステージに戻ってくると感謝の思いを込め高らかに「男の祭り唄」を歌い、華やかにラストを飾った。