三谷幸喜氏が思う「役者として伸びる芸人」1位実名発表「このかたは本当に凄いと思ってる」

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2024年09月22日 08:36  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

三谷幸喜氏(2024年8月22日)

脚本家、演出家三谷幸喜氏(62)が22日までに更新されたテレビプロデューサー佐久間宣行氏のYoutubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」に出演。「役者として伸びると思う芸人」の名を挙げた。


三谷氏が脚本・監督を務めた公開中の映画「スオミの話をしよう」などについてのトークを佐久間氏と展開しつつ、「三谷幸喜が思う、この人絶対に役者として伸びると思うお笑い芸人」をベスト5形式で発表した。


三谷氏が1位に挙げたのが、お笑いコンビ、バイきんぐの西村瑞樹だった。佐久間氏が「え〜、意外!コントがうまいのは知ってますけど、三谷さんから出てくるのは意外でした」と感想を述べると、三谷氏は「僕はこのかたは本当に凄いと思ってる」と話した。


そして「なんで凄いと思ったかというと、洗剤のCMで漂流して無人島に流れ着いて、(相方の)小峠さんと2人でイカダで戻ってきて、汗臭いドロドロになった服を生田斗真さんが一瞬にしてサーッと洗剤できれいにするシーンがあったんですけど、その時の西村さんの芝居がもの凄いリアルだったんですよ。このCMを改めて見ると、小峠さんはずっと小峠さんなんですよ。西村さんはものすごい真剣に命かけてやってる感じがすごいんですよ。本当に漂流してきた人に見えるし、本気で(演技を)ワーッてやってる感じが心を打つんですよね」と説明した。


佐久間氏が「西村にやらせたい役って何なんですか?」と聞くと、三谷氏は「ただ西村さんはたぶん、今現在、ご自分に役者の才能があるってことにさほど気づいていない気がするので、今後彼が役者を目指し始めたらなんか色がついてきちゃう気がするような気がする。今がピークのような気がする。だから“漂流民”を(の役をやらせたい)」と答えた。


さらに佐久間氏が「ライブでも、(西村は)何も考えてないような役、すごいうまいんですよ」と話すと、三谷氏も「たぶん、何も考えてない。たぶん、“本当に良い役者”ってそういうことのような気がするんです。実は何も考えてない。かなわないですよ。技術でやってる人たちは。何も考えないで出て行って、ただただ一生懸命やってらっしゃる人たちにはかなわないですよ」と続けた。


同動画で三谷氏は、西村以外にもベスト2〜5の芸人や番外編の意外な名前なども話している。

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