神尾楓珠、弾き語り初挑戦で夢かなう「ずっとシンガー・ソングライターに憧れていた」

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2024年09月22日 13:50  ORICON NEWS

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神尾楓珠 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の神尾楓珠、北香那、ロックバンド・flumpoolの山村隆太が22日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『最寄りのユートピア』(25日放送 後10:00)の制作発表会見に出席した。

【写真】歌唱&演奏で生コラボした神尾楓珠と山村隆太

 今作は、ミュージシャンとしての成功を夢見て路上ライブを中心に活動するも、いつしか音楽を楽しむ気持ち、夢への情熱を見失い、自信も目標も失いかけている主人公・工藤隆司(くどう・たかし)と、他人からは順風満帆に見えるような人生を送りながらも、いつも心に満たされない思いを抱えている木崎夕莉(きざき・ゆり)が出会い、不器用な2人が、“お酒”と“音楽”とともに過ごすことで次第に心を通わせていき、それぞれの人生に希望を見いだしていく姿を描く。

 メインテーマ「背中合わせ」を担当する神尾は、本格的なギターの弾き語りに初挑戦した。「このお話をいただいたときから、自分でいいのかと不安がありました」という神尾だが「ずっとシンガー・ソングライターに憧れていた」といい「役を通してですけど、絶対に自分にできないことという認識があった。それを今回経験できたのが、自分の中では大きなこと、特別な時間でした」と感慨深げに振り返った。

 神尾が演じる主人公・隆司が憧れるミュージシャンを本人役で演じた山村は「神尾くんは、みるみる演奏が上手になっていくのが…。もちろん才能はあるけど、影の努力も感じました」と手放しで絶賛。ヒロイン役を務めた北も「前から弾けてたんじゃないのと思うくらい感動してました。歌が本当にお上手でお芝居の手助けを神尾くんのギターと歌でしてもらいました。感情がグッと入りました」と感謝の思いを口にしていた。

 会見ラストには、山村のギター演奏に乗せ、神尾がメインテーマ「背中合わせ」を生歌唱。贅沢なコラボレーションに駆けつけたファン100人も大喜びだった。

 脚本は「ヤングシナリオ大賞2023」で佳作を受賞し、今作がテレビドラマ脚本デビューとなる片岡陸氏、演出は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『金魚妻』(2022年)などを手がけてきた並木道子氏、プロデューサーは『ナンバMG5』(2022年)、『ブルーモーメント』(2024年)などを手がけてきた栗原彩乃氏が担当する。

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