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現役看護師でもある歌手入山アキ子(55)が22日、東京・銀座のパセラリゾーツ銀座店で、バースデーライブと列島縦断全国カラオケ大会の銀座予選会を開催した。
バースデーライブでは、新曲「ザンザ岬(ニューバージョン)」や、自身のアルバム「昭和歌謡オトコウタ」から「北の旅人」(石原裕次郎)「釜山港へ帰れ」(チョー・ヨンピル)「旅の宿」(吉田拓郎)などを披露した。入山は「私の声は眠くなる声って言われるんです。ぜひ、寝る前に聴いてもらえれば」と笑わせた。
2部の銀座予選会には、審査を通過した19人が出場。新曲とカップリングの「紀淡海峡」「秋芳洞愛歌」を課題曲に歌声を競った。3曲ともセルフカバーで、昨年メジャーデビュー15周年を迎え、ファンに熱く支持される3曲をニューバージョン、ニューボーカルバージョンであらためて発表した。USEN演歌・歌謡曲ランキングで1位になるなど、新たなファンも獲得し、高評価を得ている。
銀座予選会を勝ち抜いた5人は、来年3月23日に埼玉・所沢市民文化センターミューズのマーキーホールで行われる決勝大会に出場する。今後、「ザンザ岬」の舞台の北海道、「紀淡海峡」の舞台の和歌山県、「秋芳洞愛歌」の舞台で、入山のふるさとの山口県で予選会が開催される。
入山は「インディーズ(自主制作)でデビューしてからだと、今年で20周年になります。新たなことにも挑戦したいです。そして、歌う看護師として、皆さんが少しでも元気になって、笑顔になってくれるよう歌い続けます」と誓った。
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10月28日にはふるさとで、「秋芳洞愛歌」の舞台でもある山口・美祢(みね)市の秋芳洞で「洞窟コンサート」を開催する。日本最大規模の鍾乳洞でのコンサートは史上初で、景観等に十二分に配慮して開催する。入山は「やりたいと思っていたので、本当にうれしいです」と話した。まさに新たな挑戦である。【笹森文彦】
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