4割の保護者が経験あり!長期休み明けの子どもの登園や登校渋り、家でもできる対策は?

0

2024年09月22日 19:30  ママスタセレクト

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ママスタセレクト

ママスタ

長い夏休みが終わって「やっと子どもが学校に行く」と、ホッとしているママも多いでしょう。しかし長期休みが明けると学校に行きたくなくなる子どもも多いのが現実。実際に子どもの登園や登校渋りの経験があるママはどのくらいいるのでしょうか。今回はアクトインディ株式会社が行った調査結果を詳しくご紹介します。

今年の夏休みは記録的猛暑で家から出ない日が続いた?



2024年8月に402人の保護者を対象に行われた今回の調査。調査ではまず「子どもの夏休みの過ごし方で心配なことや不安なことがあるかどうか」を聞きました。すると81%の保護者が「ある」と回答。

sub1

その具体的な中身は「暑さなどで外出しないことによる運動不足」(52%)、「生活リズムの乱れ」(49%)、「ゲームやインターネットなどをする時間が増えてしまったこと」(47%)、「熱中症」(45%)などが上位に並びました。いずれも記録的猛暑の中で、外出せずに家の中だけで過ごす時間が増えることに伴う悩みと言えるのではないでしょうか。特に今年の夏休みは例年以上に家の中で過ごしたという子どもも多いのかもしれません。

sub5

次に「GWや夏休みなどの長期休み明けに子どもが幼稚園や保育園、学校に行かなかったり行きたくない」と言われたりした経験の有無を聞きました。すると「ある」と回答した保護者は4割もいました。

登園や登校渋りで「イライラ」や「親に過剰に甘える」「体調不良」なども


その具体的な状況を掘り下げてみると「子どもが『行きたくない』と訴えた」(83%)、「言葉では言わないが、行きたくなさそうなそぶりが見られた」(23%)、「親に過剰に甘えるようになった」(23%)、「イライラしたり不機嫌になったりした」(16%)といった回答が寄せられていました。子どもながらに精神的に不安定になって園や学校に行こうとしない様子が見て取れます。

sub3

この他にも「子どもに頭痛や腹痛など体調不良の様子が見られた」(15%)、「気がふさいでいるような様子が見られた」(7%)という回答もありました。

アンケートから親に対して、自分の気持ちを言葉で正直に表現できない子どもも少なくないように感じられます。しかし登校や登園渋りを無理して我慢したり親に寄り添ってもらえなかったりすることで、さらに悪化してしまう可能性も。長期休み明けに「イライラ」や「親に過剰に甘える」「体調不良」などのような子どもの様子が見られたら、園や学校に行きたくないサインだと捉えてもいいかもしれませんね。

学校と同じ生活リズムやおでかけを楽しむなど家でできる工夫



それでは子どもの登園や登校渋りに直面したときに、親はどのような対応をとれるのでしょうか。調査では学校にスムーズに行ける工夫として「幼稚園や保育園、学校がある時と同じような生活リズムで過ごす」(52%)、「子どもが夏休みにやりたがっていたことなどを思い切りやり、満喫する」(42%)、「三食をしっかり食べる」(40%)といった回答が得られました。

sub4

家の中で食事や睡眠など健康的な生活をこころがけ、子どもがやりたいことを思いっきりやらせつつ、疲れすぎないような予定を立てたりおでかけを楽しんだりする。学校に無理やり行かせるのではなく、家庭内でのこうした取り組みや親の前向きな働きかけによって、少しずつ学校に行きたくなる気持ちを一緒に作っていくことが大事なのかもしれませんね。
参考:PRTIMES|子どもの「登園しぶり」「登校しぶり」経験ありは約4割…長期休み後に親ができるサポートは?/いこーよ総研ユーザーアンケート
文・AKI 編集・ここのえ イラスト・よしはな

■ママスタセレクトで読む

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定