Wakana、屋形船を貸し切りファンクラブ初屋外イベント…隅田川船上で愛を歌う

Wakana（39）が22日、東京・浅草発着の屋形船を貸し切り、ファンクラブ「Botanical Land」初の屋外イベント「Wakanaと行く！　屋形船まんぷくツアー」を開催した。

今回のイベントは、Wakanaが「身も心もまんぷくに！」の思いを込めて、約60人のファンをコース料理でおもてなしした。Wakanaは、青と黄の花を描いた爽やかな浴衣に、大好きなギョーザのモチーフの帯留めで登場。隅田川の船上から望む浅草、東京湾の景色をバックに、デビュー前のオーディションで歌ったというセリーヌ・ディオンの「To Love You More」、鬼束ちひろの「月光」の2曲を熱唱。ファンからのリクエストにも応えて歌声を披露し、笑顔いっぱいに船内を盛り上げた。

Wakana自身、初めての屋形船で、ファンとの交流を心行くまで楽しんだ。今後やってみたいイベントは？　と聞かれると「バスツアーでみんなと植物園や牧場など、自然と触れ合える場所に行きたい。今年は紅葉を見に行きたい」と、秋を目前に声を弾ませた。

24年は、これまでのソロ活動でも数多くのタッグを組んだ音楽プロデューサー武部聡志氏プロデュースの「ジブリをうたう」コンサートに出演した。23年11月にリリースされたスタジオジブリ初のトリビュートアルバム「ジブリをうたう」で「もののけ姫」を歌唱するなど、Wakanaはジブリ作品を愛好していることでも知られる。「作品の舞台となった場所や、作品をほうふつとさせるような場所をみんなで巡りたい」と、早くも次回のイベント開催を期待し、目を輝かせた。

12月18日には東京・浜離宮朝日ホール音楽ホールで、年末の恒例となったコンサート「Wakana Classics 2024」の開催を控える。今年は、ソロデビュー5周年のアニバーサリーイヤーだが、今後の目標を聞かれ「より多くの場所で皆さんに歌を届けられたら。そして、これからも変わらずに歌い続けていきたいです！」と、その先を見据え、飛躍を誓った。