お笑いコンビ・サンドウィッチマンとなすなかにしがタッグを組んだ特番『サンドウィッチマンと最高のシメ〜人生最後に何をする?〜』が、CBC・TBS系で10月5日(後3:30〜4:54)に放送される。
【画像】サンドウィッチマン&なすなかにしの4ショット 誰しもが一度は考えたことのある「人生最後の日」。タレントや一般の人に「今日が人生最後の日」だと伝えたら、いつ?誰と?何を?どうして?過ごすと答えるのか。番組ではそんな「人生の最後に本気でしたいこと」をサポートし、それがかなった瞬間を伝える。
なすなかにしの中西茂樹はいとこで相方の那須晃行のために「歌を出したい」。趣味で作詞作曲をする中西が相方の那須へ1曲の歌を作った。しかし、病気の後遺症で那須は「上手に音程をとれない」。そんな2人が紡ぎだした曲とは?
現在大人気のアイドルFRUITS ZIPPERのメンバー、櫻井優衣が人生最後の日にしたいのは「おじいちゃんとの思い出の味『フライパン』のレシピを残すこと」。
「フライパン」とは幼い頃、何度も食べさせてもらった謎の料理。材料も工程も簡単で、記憶を頼りに味を再現するものの「同じ味」にならない。櫻井は最終的におじいちゃんとの思い出の味を再現できるのか?
さらに芸能人ではなく一般の人からは「亡くなった父の最期を知る旅に行きたい」。両親は高校生の時に離婚。父が亡くなったことはわかっているのだが、葬式は行われたのか?墓はどこにあるのか?それさえ知らない。生まれ育った長崎県佐世保市に母と2人で向かったのだが、そこで明らかになった新事実にスタジオは涙に包まれた。
収録後、サンドウィッチマン・伊達みきおは「ほっこりする番組です。家族全員で見てほしいです。以前から気になっていたすなかにしは、芸達者」。富澤たけしも「愛のある番組です。なすなかにしがいろんなことができるんだと感動しました!」と、なすなかにしの2人をべた褒め。
なすなかにしの中西茂樹は「人生最後というテーマの番組で自分として何をするかいろいろと考えました」。那須晃行は「家族って良いなと思います!素敵な番組なのでぜひご覧ください!」と、コメント。昨年12月に脳梗塞を発症して、無事仕事復帰を果たした那須は「(発症直後は)うまくしゃべれない時期もあったんですが、相方がいるから(漫才を)やめようと思うことはなかった」と、さらにコンビ仲が深まったと話した。
2021年に膀胱(ぼうこう)がん(ステージ1)が判明し、手術を受けた伊達は、「その病名を言われた時は(人生の最後)を考えましたね。いまは健康を取り戻しましたが、そういう年齢なのか、と。食べすぎ注意。あくまでも注意です」と語った一方、「東日本大震災以降、生まれてから会ってきた人たちにもう1回会いたいという気持ちが強まって、同窓会にできるだけ顔出すようにしているし、『そのうち会おうね』ではなく、日付を決めて会うようにしています」と明かしていた。