宝塚歌劇団星組トップスターの礼真琴が、2025年8月10日の東京宝塚劇場公演 ミュージカル『阿修羅城の瞳』、ファンタジック・タペストリー『エスペラント!』の千秋楽をもって退団することを23日発表した。24日に記者会見を開催する。
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礼真琴は、2009年宝塚歌劇団入団の95期生。圧倒的歌唱力とダンス、芝居の三拍子がそろったスターとして、早くから注目を集め、星組一筋で着実に実力とキャリアを重ね、2019年95期生初のトップスターに就任した。
トップ就任後は、トップ娘役の舞空瞳とコンビを組み、『ロミオとジュリエット』『1789-バスティーユの恋人たち-』 『RRR×TAKA“R”AZUKA〜√Bheem〜』など話題作に主演。22日に宝塚大劇場で千秋楽を迎えた『記憶にございません!』では、三谷幸喜監督映画の初ミュージカル化に挑むなど、今年110周年を迎えた宝塚歌劇団をけん引し続けた。
来年1月には、宝塚のトップスターとしては3人目となる日本武道館での公演を控え、退団公演となる『阿修羅城の瞳』は、劇団☆新感線の代表作を初めて宝塚歌劇団で上演するなど、宝塚人生の最後までフル活躍を見せてくれそうだ。