俳優でシンガー・ソングライターの京本政樹(65)が主演、監督、音楽の3役を務める三重・四日市市のプロモーション映像(PV)「必見四日市」が、東京・渋谷の街頭ビジョン「愛ビジョン」に連日映し出されている。
宮益坂下交差点の「渋谷東映プラザ」壁面にある「愛ビジョン」に午後3時4分の時報と同時に流れており、京本と親交のあるシンガー・ソングライター泉谷しげる(76)や女優風谷南友も出演している。
四日市市は三重県最大の都市でありながら、少子化による人口の減少は避けられない状況となっている。四日市市が幅広い世代に、その魅力をアピールすることを目的に、京本にPVの制作を依頼した。
京本演じる主人公は、四日市の翔。京本は「こういった映像はインパクトが重要ですが、瞬間にイメージが浮かびました。僕の場合は『必殺シリーズ』が知られていたので、ドラマの中の『組紐屋の竜』に対抗する形で『四日市の翔』を設定しました。基本的に両者は伊賀の忍者なのですが、そもそも四日市は東海道五十三次では43番目の宿場として知られているので、時代劇がピッタリとはまるのです」と説明している。
設定は、翔が四日市のマスコットキャラクターの妖怪の男の子「こにゅうどうくん」とともに、四日市の名所を訪ねて歩く。京本は「当然、四日市の伝統的な焼き物の萬古焼も出しています。しかも、市内の至る所にパワースポットがある。そこでパワーストーン巡っての物語を考えました。泉谷(しげる)さんに『四日の市』として出演していただいたのもポイントですね」。音楽も京本自らテーマ曲の作曲、アレンジから全てを手がけている。
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