【動画】ジョーカーが音楽に乗って感染する―映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』特別映像
本作は、孤独だが心優しい男が、ゆがんだ社会のはざまで“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描いた『ジョーカー』(2019)の続編にして完結編となる。
コメディアンを夢見る、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメークの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうともがく、孤独だが純粋で心優しい男が、悪のカリスマ“ジョーカー”へと変貌を遂げるまでが描かれた前作。今作はその2年後が舞台となる。
特別映像では、見る者に「今までにない違和感」を与える歌唱シーンの裏側や、本作で音楽が持つ意味などがキャスト陣によって明かされる。
世界的な社会現象を巻き起こした前作では、バスルームで踊ったり大階段を踊りながら下ったりするジョーカーの姿が鮮烈な印象を残したが、前作に引き続き監督を務めるトッド・フィリップスは、解禁された映像で「アーサーは音楽と共に生きているんだ。それが続編の原点となった」と語っている。
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そんな本作でジョーカーが出会う謎の女性リーを演じたレディー・ガガとホアキン・フェニックスは、作中の歌唱シーンの全てを生歌で収録。レディー・ガガは「彼の中で流れている混沌とした音楽は、複雑な愛情の表れでもある。そしてアーサーに命を与えている」と、ジョーカーとリーの心の叫びとも言える歌唱シーンに込められた意味について明かした。
トッド・フィリップス監督が「これはミュージカル映画ではないが、音楽が重要な要素である」と度々明言している本作では、劇中で10曲を超える楽曲がホアキンとガガによって歌われることが明らかになっている。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称『ジョーカー2』)は、10月11日より全国公開