大泉洋主演テレ朝ドラマ「終りに見た街」8・1% 宮藤官九郎との初タッグで戦争の悲惨さ描く

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2024年09月24日 10:12  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

大泉洋(2024年9月撮影)

大泉洋(51)主演のテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「終りに見た街」が21日に放送され、平均世帯視聴率が8・1%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・8%だった。


同ドラマは脚本家・山田太一さんの同名小説が原作。82、05年に同局で映像化され、今回が19年振り3度目。脚本は宮藤官九郎さん(54)が担当する。戦時下の昭和19年にタイムスリップした放送作家とその家族を描き、大泉はテレビ脚本家の田宮太一を演じた。


◆あらすじ


テレビ脚本家田宮太一は、代表作はないながらもほそぼそと続けて20年。家庭では家族に疎まれつつも、しっかり者の妻ひかり(吉田羊)、思春期真っただ中の娘信子(當真あみ)、反抗期が始まった息子稔(今泉雄土哉)、そして認知症が出始めた母清子(三田佳子)とともに、ごくありふれた平穏な日常を暮らしていた。


そんなある日、プロデューサーの寺本真臣(勝地涼)から「終戦80周年記念スペシャルドラマ」の脚本をむちゃぶりされ、断り切れずに渋々引き受ける。戦争当時を知らない太一は、寺本から送られてきた膨大な資料を片っ端から読みふける。


いつの間にか寝落ちしてしまった太一は明け方、衝撃音で目を覚ます。すると、自宅の外には森が一面に広がり、見たことのない光景が広がっていた。何が起きているのか理解できず混乱する太一は、外に確かめに行ったところ、そこが太平洋戦争真っただ中の昭和19年6月の世界であることを確信するのだった。


この受け入れがたい事実に太一家族が騒然としていると、太一の亡き父の戦友のおい小島敏夫(堤真一)から電話がかかってくる。敏夫もまた、息子の小島新也(奥智哉)と出かけていたところ、昭和19年にタイムスリップしてしまったという。敏夫父子と合流した太一がやや安心したのもつかの間、すぐに戦時下の厳しい現実に直面していくことになる。


兵士に度々怪しまれる太一たちは、ごまかしながら何とかその場をしのぐが、生き延びるためには昭和19年の生活に順応せざるを得ない。敏夫は持ち前の人当たりの良さですぐに仕事を見つけて前向きに動き、ひかりも針仕事などできることを一生懸命やり始める。 そんな中、なかなか現実を受け入れられずにあらがっていた太一だったが…!?

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