10月16日から27日に開催される第19回ローマ映画祭で、ジョニー・デップが生涯功労賞を受賞するという。「Variety」などのメディアが報じた。
同映画祭では、ジョニー・デップが監督を務める『Modi-Three Days on the Wing of Madness(原題)』が上映される。本作は、イタリアの画家で彫刻家のアメデオ・モディリアーニの伝記映画で、ジョニー・デップにとって2作目の監督作。
1916年、戦争で荒廃したパリを舞台に、芸術家たちによる混沌とした一連の出来事を描く。主演は『ジョン・ウィック:チャプター2』のリッカルド・スカマルチョで、共演はアル・パチーノ、『アイリッシュマン』のスティーブン・グレアムら。
24日(現地時間)にスペインで開催中のサン・セバスティアン国際映画祭でお披露目後、ローマ映画祭でイタリア初上映を迎える。
今年の生涯功労賞は、ジョニー・デップのほかにヴィゴ・モーテンセンにも贈られる。昨年は日本の作曲家の梅林茂氏(『花様年華』『2046』)とイザベラ・ロッセリーニが受賞した。
ジョニー・デップのファンは「おめでとう!」「今年はジョニーが俳優になって40年という記念すべき年。彼の最新作品を観るのが待ちきれない!」とXに祝福メッセージを寄せている。
(賀来比呂美)