トランスジェンダー俳優、戸籍上の性別変更を報告「言葉では表しきれない色んな想いが…」

トランスジェンダーであることを公表している俳優の若林佑真（32）がX（旧ツイッター）を更新。戸籍上の性別が男性に変更されたことを報告した。

若林は家庭裁判所からの審判結果と笑顔の写真をアップし「この度、裁判所からの許可がおりまして、戸籍上の性別が女性から男性に変更されました」と報告。「トランスジェンダーだと認識してから、約15年。言葉では表しきれない色んな想いが込み上げてきますが、今はとにかく感謝の気持ちでいっぱいです」と思いをつづり、「今後も益々精進しますので、引き続きよろしくお願いします！」と呼びかけた。

若林は、生まれた時に割り当てられた性別は女性で、性自認は男性であることを公表。俳優のほか、ジェンダー表現監修、舞台プロデュースや講演活動など多岐に渡り活動する。2022年にはドラマ「チェイサーゲーム」（テレビ東京）にトランスジェンダー当事者役として出演。24年の映画「52ヘルツのクジラたち」では出演および、トランスジェンダー役を演じた俳優志尊淳のジェンダー監修を担当した。