SM女王ネタでブレイク49歳タレント「封印してない、需要あればやる」著書発売イベントで宣言

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2024年09月24日 22:08  日刊スポーツ

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自身2作目となる著書「ポンコツ一家2年目」を出版した、にしおかすみこ

タレントにしおかすみこ(49)が24日、都内のブックファースト新宿店で、自身2作目となる著書「ポンコツ一家2年目」(講談社)の発売記念イベントを行った。


さらにパワーアップしていた「ポンコツ」を見事に描いた。コロナ禍で久々に実家に帰ったら「ゴミ屋敷化」していた。認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父。大黒柱だった働き者の母の異変を感じ、にしおかが同居を決めて1年。笑って泣ける家族と介護「2年目」の姿を描いた1冊となっている。


「ポンコツ一家2年目」は今月20日の発売日を前に重版が決定し、Amazonでは介護カテゴリーでベストセラー1位になり滑り出し好調。前作の「ポンコツ一家」も10刷り重版が決まり勢いに乗っている。


にしおかは緑の衣装に身を包んで登場。第一声には2007年に一世風靡(ふうび)したSM女王様のネタ「にしおか〜すみこだよ〜」と鉄板のドナリを披露した。


パワーアップした部分を問われ「まずページ数と内容がパワーアップしてます。そして家族の個性がパワーアップしてます。にしおか本人の生活の経験値、そして『書く力』がパワーアップしてます!」と言葉に力を込めた。


ポンコツ一家でのストレス発散については「とにかく息抜きするようにしてます。友人に愚痴を聞いてもらうだったり、おいしいものを食べに行ったり、最近趣味でやっているベジタブルカービングで息抜きしています」と打ち明けた。


「一線を越えた」と自負している。「家族の個人情報だったり、尊厳だったり、どこまで出すかは私次第。その線引が難しいので正解か不正解かわからないまま執筆を続けています。ただ、後悔がないように書くようにしています」と説明した。


今後については「ぜひ3冊目が出せたらと思っております! あと、夢のまた夢ですがゆくゆくはドラマ化や映画化ができたらとてもうれしいです」と語った。さらに「誰に自分の役をやってもらいたいみたいなことはまだ思い至ってないですが、この本はいろんな人に笑ってほしいと思って書いたので、映像化も笑える作品に、例えば三谷幸喜さんや宮藤官九郎さんのような方々に手がけてもらえればうれしいです!」と笑顔を見せた。


そして意気込みを語った。「自分も見守り真っ最中なので迷うこともたくさんあるんですが、私は『自分ファースト』ということを第一に考えていて、自分が幸せじゃないと家族も幸せにできないと思っています。今たまたま一緒に住んでいますが、このまま見守るのか、はたまた施設の力を借りるのか、もう全部捨てて逃げると言うことも選択肢のひとつだと思うので、いろいろと考えつつ自分の幸せを大事にしていきたいと思います。沢山の方に読んでいただきたいと思いますし、悩んでらっしゃる方や疲れたなと感じている方に笑ってもらったり箸休めにしていただければと思います」と言葉をつむいだ。


女王様キャラの今後披露予定については「需要があれば!(笑い) 封印しているわけではないので需要があればやります。若い子は知らないかもしれないですが」と決意表明していた。


◆にしおかすみこ 本名・西岡純子。1974年(昭49)11月18日、千葉県生まれ。95年に芸名「るんるん」でデビュー。02年にコンビ「つぶつぶ」を結成も05年に解散など、長い下積みを経て、一昨年、SM女王様キャラでブレーク。163センチ。

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