トータルテンボス藤田憲右　一般人からの度を越した“イジり”明かす「悲しい話いっぱいある」

お笑いコンビ、トータルテンボスの藤田憲右（48）が25日までに、お笑いコンビ鬼越トマホークのYouTubeチャンネルに出演。過去に一般人から受けた“イジり”などについて語った。

藤田は見た目はこわもてだが、バラエティー番組やYouTubeチャンネルなどでドッキリを仕掛けられるイメージが強いため、一般人からもイジられることが少なくないという。「悲しい話もいっぱいあるよ」と一例について切り出した。

その1つは、過去に開催されたお笑いライブイベントでのこと。DVD購入者を対象にとした握手会も実施され、長蛇の列をなすファンの1人1人と握手をしていたところ、ある客の順番となり「こうやって手を差し出したら、手が出てこないの。パッと見たらヤンキーカップルみたいなのがいて、ヤンキーの男が手を出さないでパンッ！て俺にデコピンして。そしたら彼女が『やめなよぉ』みたいな感じになって…」と思わぬ仕打ちを受けたという。

突然の出来事だったため怒りも忘れてぼうぜんとしている内にその客はどこかへ行ってしまい、怒りが込み上げてきたときには“後の祭り”。その客の行為について「多分ドッキリをやられてるから、いたずらの感じでそんなふうにやっていいと思われてる」と推測して嘆いた。

また、ロケのために訪れた飲食店では、店主からまさかの“ドッキリ”を仕掛けられたことも。ちゃんぽん麺を食べて食リポをしていると、箸の先に異物感があり、不審に思ってつかみ上げてみると、出てきたのはダウンタウン浜田雅功をモチーフにしたキャラクターのソフトビニール人形。「浜田さんの『浜田大明神』のソフビ人形が入ってて。え？って持ってパッと見たら店主が『テッテレー』って…。こんなのさ、オンエアできないじゃん」。

すぐにディレクターが飛び込んで来てカメラを止め、店主に「なんでこんなことしたの？　良いと思ってます？　食べ物ですよ」と注意するも、「いやいや、ドッキリですよ」と悪びれない様子だったといい、そのままロケは中止になったという。

こうしたエピソードに、坂井良多は「それは多分、トータルテンボスさんの動画を見てる人で、『なるほど、藤田さんが来たらこういうふうにすればいいんだ』って勝手に思っちゃう人もいるってことですよね」と受け、金ちゃんは「キャラ的にモグライダーともしげさんみたいに思われてるんじゃないですか？中身はほぼ（島田）紳助さんだからさ。ピュアで熱血漢っていう」と、藤田の世間的なイメージと本来の性質とのギャップを説明した。