パトカー赤色灯、聴覚障害者に配慮=パトロール時は点滅、緊急と区別―警察庁

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2024年09月25日 18:31  時事通信社

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時事通信社

聴覚障害者に配慮した新しい赤色灯を搭載した小型パトカー(右)。赤色灯はパトロール時、ホタルの光のように緩やかに点滅する=25日午後、東京都千代田区
 警察庁は25日、聴覚障害者が、パトカーが緊急走行中かパトロール中かを区別できるよう、新型の赤色灯を載せたパトカーを導入すると発表した。パトロール時は点滅する発光パターンに変え、見た目で区別できるようにする。宮崎県警などで来月から運用を始め、将来的には全国のパトカー約1万台に搭載する方針。

 警察庁によると、パトカーは緊急時はサイレンと赤色灯の両方、警戒活動などのパトロール時はサイレンは鳴らさず、赤色灯をつけて走行する。赤色灯は0.5秒周期でライトが回転するように光る。

 運転中の聴覚障害者は、パトカーが近づいても緊急走行中かパトロールかを判別できず、道を譲るべきか瞬時に判断できない。このため、全日本ろうあ連盟は2012年以降、警察庁へ改善を求めていた。 

このニュースに関するつぶやき

  • 抑止力の為にも目立つだけ目立つ様にすれば良いと思いますね!サイレンも倍ぐらいの音量で良いですよ!
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