前回からの続き。私(ミサコ)は60才。会社員の夫、テツオと2人で暮らしています。ひとり息子のユウトは現在35才。ある日「会ってもらいたい人がいる」と言われ、私はお相手の福田ユナさんとお会いしました。しかしユナさんの育った家庭環境はわが家とは違いすぎ、結婚に夢を見ているようなユウトにも覚悟があると思えません。夫は「結婚には反対だ」と言い放ち……。数日後、再び家にやってきたユウトは私たちに頭を下げて言いました。
「ユナはどんなことにも前向きに頑張るし、人を悪く言うこともない。誰よりも苦労を知っているから人の痛みが分かる女性だ。俺はそんなユナと一緒に生きていきたい」深々と頭を下げるユウト。その意志を確認するかのように夫は問いかけました。
そして迎えたユウトとユナさんの結婚式。お母さんやきょうだい、たくさんの人々に祝福されてユナさんは幸せそうです。そして隣に寄り添うユウト。笑顔あふれる新郎新婦の姿に、この結婚は決して間違っていないんだろうなと感じました。
結婚式当日はユナさんのお母さんとあらためて挨拶を交わし、弟さんや妹さんたちとも実際に会って話をすることができました。これまでずっと家族のために頑張ってきたユナさん。そんな彼女に幸せになってほしいと心から願う気持ちが伝わってきました。
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<35才、結婚できナイ!?>会員限定エピソード:彼女となら幸せな家庭が?【後日談・息子の気持ち】
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子