その足元に「雨にも寒さにも暑さにも強い広大なレジャースポット」があるのをご存知でしょうか？ さまざまなジャンルの約300店舗が集う大型商業施設「東京ソラマチ」です。
東京ソラマチ（R）の仕組み
地下鉄「押上（スカイツリー前）」駅と、東武スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー」駅にまたがる東西長さ約400メートル、広さ約3.69ヘクタールの街が「東京スカイツリータウン」。電波塔である東京スカイツリーのほか、東京ソラマチやオフィス施設などで構成されています。
スカイツリーの入場券がなくとも楽しめる東京ソラマチは、イーストヤード・タワーヤード・ウエストヤードの3つのエリアに分かれていて、
・押上駅側のイーストヤードは1〜7階と30〜31階が売り場
・スカイツリーの真下に当たるタワーヤードは1〜3階が売り場
・とうきょうスカイツリー駅側のウエストヤードは1〜4階が売り場
3つのエリアが屋内でつながっているのは、「2階と3階」というのを憶えておくと便利です。
人気の水族館とプラネタリウム
300以上もあるショップと並んで注目なのが「すみだ水族館」と「コニカミノルタプラネタリウム 天空」。大人から子どもまで学びながら楽しめる“天候に左右されない”大型施設が2つも入っています。
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一方、コニカミノルタプラネタリウム 天空はイーストヤードの7階。最新の機材で奥行きのある天の川などを見られるほか、映し出される花びらや水しぶきなどが全て自分に向かって落ちてくるような感覚になるリアルで臨場感のある映像を楽しめます。
座席はリクライニングの一般席と、寝転んで夜空を楽しめる三日月シートの2種類です。
クールジャパンな300以上の店舗
300以上もあるショップはとにかくバラエティ豊かで、大型ショッピングモールの常連「ユニクロ」「BEAMS」「PLAZA」「ZARA」「ABC-MART」「ダイソー」などはもちろんそろっています。加えてポケモンのオフィシャルショップ「ポケモンセンター」をはじめ、アニメやテレビ局、映画、絵本などのキャラクターショップがとにかく豊富。東京スカイツリータウン全体でのコラボイベントも、頻繁に行われています。
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さらに地元である東京の下町エリアの味も楽しめ、お土産にぴったりの逸品も。1955年に足立区千住に誕生し、地元で親しまれてきた和菓子店「千住宿 喜田家」もタワーヤード2階に入っています。
お店の看板商品であるどらやき・六人衆焼は口に入れるとまずふわっふわな生地の食感にびっくり！ 空気をたくさん入れるように泡立てて生地を作っているそうですが、優しい柔らかさは一度食べると忘れられない味わいです。
東京スカイツリーの「展望台から東京の街を望む」ことに気を取られ、晴れの日に行く場所と思っていては実にもったいない！ インドアな1日を充実させてくれる東京ソラマチ、天候不良の東京遊びの日にぜひ思い出してください。
＜DATA＞
東京ソラマチ
住所：東京都墨田区押上1-1-2
営業時間：店舗によって異なる
定休日：不定休
アクセス：東武スカイツリーライン・東京メトロ・京成線・都営地下鉄「押上（スカイツリー前）」駅直結、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅直結
(文:藤丸 由華（東京ガイド）)
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