クリス・ヘムズワース&サム・ロックウェル (C) Getty Images 『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督が、スタントマンたちが出演する映画シリーズ『Stuntnuts(原題)』を製作していることが分かった。
監督・脚本は『キングスマン』でタロン・エジャトン、『アサシン クリード』でマイケル・ファスベンダーのスタントダブルを務めた元トランポリン選手のダミアン・ウォルターズ。四部作を製作予定で、第一弾は『Stuntnuts: The Movie(原題)』のタイトルで進められ、2023年11月に撮影完了。来月、製作が終わる見込みだという。
「Deadline」によると、第1弾は「かつてトレーニングを積んだジムのために、資金集めをするアスリートたち」を描き、「彼らは自身の運動神経や体操のスキルを生かし、スタントマンとして雇われる」ことになる模様。
キャストは、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースのスタントダブルのボビー・ホランド・ハントン(ナッツジョブ役)、『スパイダーマン』のトム・ホランドのスタントダブルのグレッグ・タウンリー(ハードナッツ役)、『ハリー・ポッター』や「ゲーム・オブ・スローンズ」のスタントマンのポール・ロウ(ピーナッツ役)、そして『ARGYLLE/アーガイル』や『アクアマン/失われた王国』の女性スタントマンの大島遥(ヘーゼルナッツ役)。キャラクターにはタイトルにちなんで全員「ナッツ」が入った名前が付けられている。
第1弾には、クリス・ヘムズワースと『ARGYLLE/アーガイル』のサム・ロックウェルが、本人役でゲスト出演する。いつもスタントマンのサポートを受ける側の彼らが、本作では彼らのサポートをする側に徹する。「そこにおもしろさがある」とマシュー・ヴォーンは語っている。
Photo by Joe Maher/Getty Images
Photo by Lia Toby/Getty Images
(賀来比呂美)