麻倉未稀、乳がんの梅宮アンナに「公表してくださることで勇気づけられる」

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2024年10月01日 20:37  ORICON NEWS

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梅宮アンナにエールを送った麻倉未稀(C)ORICON NewS inc.
 歌手の麻倉未稀(64)が1日、都内で開かれた「ピンクリボンフェスティバル2024 オープニングナイト麻倉未稀ライブ&トーク」に登場し、イベント後の囲み取材に応じた。今年乳がんであることを公表したタレントの梅宮アンナ(52)について「公表してくださることに私たちも勇気づけられる」と語った。

【写真】自身も罹患し…ピンクリボン活動への思いを語った麻倉未稀

 麻倉は2017年、テレビ番組で乳がんが発覚。同年6月に左乳房全摘出・同時再建手術を受け、術後3週間でステージへの復帰を果たした。現在は地元の神奈川県藤沢市で「ピンクリボンふじさわ」と立ち上げ、乳がん検診の啓発活動、情報発信を行っている。

 8月に乳がんを公表した梅宮についてメッセージを求められた麻倉は「5月くらいの番組でお会いしているんです。その時にも“麻倉さんも本当にお元気になられて”という話をされていて。もしかしたらその時にはすでに違和感を感じていらっしゃたのかもしれない」と明かした。

 そして「わりと見つかりづらいガンだったと記憶していますが、すごく気丈になさっていらっしゃって。ご家族もガンになられた方を見てきていらっしゃるということもあって、すごく達観していらっしゃって、自分のことをちゃんと見ていらっしゃるのはすごい素晴らしいと思いました」と梅宮の姿勢を賞賛。

 「非常に頭の良い方だと思っています。なかなかあそこまで公表できないです。でもそうやって公表してくださることで、逆に私たちも勇気づけられて、本当にありがたいなと思っています」と語っていた。

 イベントで麻倉は名曲「HERO」をはじめ、デビュー曲「ミスティ・トワイライト」などを時には力強く、時にはしっとりと歌い上げた。そのほか、同じ乳がんのサバイバーであるフリーアナウンサーの河野美和氏とのトークでは、乳がん診断のきっかけや闘病中の思いなど自身の体験を語った。

 会場には主催者の日本対がん協会や、麻倉未稀ピンクリボン啓発活動、乳房健康研究会、日本乳癌学会、東京都によるブースが並び、乳房を意識する生活習慣「ブレスト・アウェアネス」の啓発やがん相談ホットラインなどの紹介などが行われた。

 ピンクリボン月間は毎年10月に開催され、「乳がん」の早期発見を啓発するためのキャンペーンが世界的に行われる。

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