歌手の菊池桃子(56)の所属事務所「合同会社ヴァイサイト」が3日、公式ホームページと菊地のSNSで新潮社『週刊新潮』の記事に関して声明を発表した。
【画像】懐かしい菊池桃子がずらり! 同誌は記事で、菊池が歌手デビュー40周年を迎えたことに触れつつ、無礼なふるまいで作曲家の林哲司氏を怒らせたという内容を報じた。楽曲制作を依頼しておきながら途中で差し替え、ライブ直前で不参加を依頼するなどの行動を報じている。
この記事に対して「株式会社 新潮社『週刊新潮』の記事に関して」と題し、はじめに「関係者・ファンの皆様にご心配をおかけし申し訳ございません」と謝罪。「週刊新潮2024年10月10日号に悪質な虚偽の記事が掲載されたことは断じて許されることではありません」と訴えた。
続けて「記事は、ライブやアルバムの制作にかかわるものであり、多くの人間が関与し、その場に立ち会っており、事実関係は明らかです。にもかかわらず記事は『さる音楽業界関係者が明かす』と、自身の名も明らかにしない単独(または少数の)人物の証言のみによって構成されています」と説明した。
また「新潮社からの取材依頼のご質問については、株式会社バップ(レコード会社)の協力のもと、事実確認をした上で、当社として回答したにもかかわらず、そのことには言及せず、このような虚偽の記事が出ました。本来、レコード会社(株式会社バップ)へお問い合わせいただく性質のご質問ですが、レコード会社の方には、ご質問もなかったとのことです。法的措置を検討すべく、弁護士事務所と相談しております」と経緯も明かした。
なお契約について「菊池桃子と株式会社パーフィットプロダクションとの間の契約は、期間満了により終了したものです。夫の新原浩朗氏が菊池桃子の芸能活動に影響を与えているといった事実もありません。菊池も、40年間、仕事をしてきており、仕事については、自分なりの考えを持っておりますので、有り得えないことです」とコメントした。
最後に「浩朗氏は、自分は、菊池桃子の仕事については全く分かりませんが、政府では、コンテンツ産業を国の誇るべき財産とし、クリエーター個人の創造性が最大限発揮される働きやすい環境を整備する取り組みを官民一体となって進めており、自分は、その事務局を担ってきました。あくまで万一ですが、本記事が、この官民の取り組みに対する妨害を意図しているとすれば、芸能事務所、演者、レコード会社を含め、この業界で働かれている方すべての方に望ましくないことと申しております」とつづった。