スーパーフォーミュラ第6・7戦でTOM'Sから『ハイスピード・エトワール』のコスプレでデビューする雨音真白、ジェームス・プルのふたり 全日本スーパーフォーミュラ選手権にVANTELIN TEAM TOM'Sとして参戦するTOM'Sは、10月12〜13日に静岡県の富士スピードウェイで開催されるスーパーフォーミュラ第6戦・第7戦で、ふたりの“レースアテンダント”がデビューすると発表した。アニメ『HIGHSPEED Étoile(ハイスピード・エトワール)』とコラボし、登場キャラクターのコスプレで登場するが、その2名も非常にユニークな顔ぶれとなっている。
サーキットを盛り上げる存在である“レースクイーン”は、今シーズンからスーパーGTやスーパーフォーミュラでは、従来の役割、存在意義を変更せず、むしろそれらを継続しつつ個性や才能を発揮しやすい環境づくりを目的として、“レースアンバサダー”や“チームアンバサダー”という名称に変更されている。
TOM'Sでも業界全体の方針に沿いながら、“レースアテンダント”として個性や才能を発揮しやすい環境づくりの一環となるよう企画を立案。日本のレース業界の新たなファン創出を目的として日本が誇るアニメの知的財産権を活用し、国内のみならず海外にも積極的に情報発信し、グローバルに届くよう、今回のレースアテンダント2名の登場に至った。
第6戦・第7戦から登場するふたりは、スーパーフォーミュラも制作に協力したアニメ『ハイスピード・エトワール』のキャラクターのコスプレをまとう。
まず劉悠然(りゅう・ようらん)に扮することになるのは、中国出身で、各種SNSフォロワー総計が160万人を超えるインフルエンサー兼声優歌手の雨音真白(あまねましろ)さん。今年8月からスーパーGTでもTOM'Sチームアテンダントとして活躍している。
そして、アニメ内で絶対王者として描かれていたロレンツォ・M・サルヴァトーレに扮することになったのは、ヨーロッパのGT3レースで活躍、日本ではスーパー耐久シリーズに参戦するドライバーとして活躍するとともに、ユニクロやジャーナルスタンダード、アンブロなどアパレルのモデルもこなすジェームス・プル。日本語も堪能な人物だ。
すでにスーパーGTでは、今季アイシンのレースアンバサダーとして韓国人男性モデルのパク・ミンジュンさんが登場するなど多様化が進んでいる。今回TOM'Sが起用するふたりも、これまでのレースクイーン界にはない新たな試みと言えそうだ。
ふたりは第6戦・第7戦富士、第8戦・第9戦鈴鹿に登場予定。JRPによる各種イベントにも参加予定だという。