OpenAI、Anthropicの「Artifacts」のような「Canvas」提供開始

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2024年10月04日 13:51  ITmedia NEWS

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PlusユーザーのCanvas選択画面

 米OpenAIは10月3日(現地時間)、ChatGPTと会話する新たな機能「Canvas」を発表した。ChatGPT PlusとTeamプラのユーザーは、同日からβ版を利用可能だ。EnterpriseおよびEduユーザーも来週からアクセスできるようになる。


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 Canvasは、米Anthropicの「Artifacts」に似た、AIと会話しながら文章やプログラムを構築していく機能。


 利用可能プランでは、プルダウンメニューで「ChatGPT 4o with canvas」を選択できるようになっている。


 例えばレポートのドラフトのテキストファイルをアップロードして、会話しながら内容の改善を相談できる。


 Canvasの右下にあるペンのアイコンをクリックすると、5つの機能が表示される。上から、絵文字の追加、最終仕上げ、読みやすさのレベル設定、コンテンツの長さ調整、編集の提案、だ。


 最終仕上げ機能は、例えばプレーンなテキストの場合は、タイトルや小見出しを追加したり、文体を整えたりする。読みやすさのレベル設定は、センターより下に設定すると、例えば「中学生レベル」などに文章をやさしくする。


 コーディングの場合は、右下に表示されるアイコンがコーディング用のものになり、上から、コメントの追加、ログの追加、バグの修正、言語(JavaScript、TypeScript、Python、Java、C++、PHP)への移植、コードのレビュー、だ。


 完成したテキストやコードはキャンバスの右上のコピーアイコンでコピーできる。



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