ファーム日本選手権2024
● ソフトバンク 2 − 6 DeNA ○
<ひなたサンマリンスタジアム宮崎>
DeNAがソフトバンクに快勝。球団初となるファーム日本一を達成した。
DeNA打線は4回、4番・大田の中前打などで二死一、二塁の好機を作り、8番・益子が右前に落ちる2点適時打を放ち先制。6回は6番・フォードが特大の右越え2ランを放ったあと、1番・関根のこの試合3安打目となる中前適時打で5−0とリードを広げた。
7回は再びフォードが、2打席連発となる右越えソロを放ち6点目。自慢のパワーを見せつけた新助っ人は「2本目のホームランを打ててすごくうれしいです」と話した。
投げてはイースタン・リーグで8勝5敗、防御率2.35をマークした育成左腕の先発・庄司が好投。2点リードの5回はバックの失策などで一死二、三塁のピンチを招いたが、8番・谷川原、9番・野村を連続三振に仕留め何度も吠えた。
6回は3者凡退でゼロを刻み、6回4安打無失点の好投で降板。最後までソフトバンク打線にホームを踏ませず、「序盤からヒットを打たれるなどしてランナーを出しましたが、ピンチで粘り強く投げられました。相手の得点に絡めないピッチングができたと思います」と投球内容を振り返った。
DeNAの二軍は、今季イースタン・リーグで69勝48敗9分けを記録し、42年ぶりにイースタン・リーグ優勝を達成。1987年にスタートしたファーム日本選手権(1996年までの名称は「ジュニア日本選手権」)は初出場となり、見事に初優勝を果たした。