子どもが小さいときには、いつもママと一緒。ママも子どもとの時間を楽しめますが、あまりにもべったりだと、ママも疲れてしまう場合があるかもしれません。娘さんがいるママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『娘がいると、将来一緒に買い物やカフェに行けて楽しいという人がいるけれど、娘が小さいときから一緒にいる時間を楽しめていた? 今低学年の娘がいて、早く友達と遊びに行けるようになればいいのに……と思ってしまう。娘と2人でどこか行きたいと思えない。頑張ってどこかに連れて行ったりはするけれど』
投稿者さんは、娘さんとのお出かけをあまり楽しめていないようです。小学校の低学年で手がかかることも理由かもしれませんが、大きくなって娘さんと楽しく出かけられるという話を聞いても、自分たちの将来を想像しにくい様子です。子どもとの関係性は家庭によって異なりますが、ほかのママたちはどういう向き合い方をしているのでしょうか。
子どもが大きくなってから楽しくなった
『幼稚園や低学年のときは2人で出かけるのが面倒くさかったけれど、高校生の今は2人で出かけるのが楽しいよ』
『私も子どもが小さいときはそう思っていたけれど、娘が大きくなってからは一緒にショッピングやカフェ巡りができて楽しい。お金はかかるけれど友達と違って気を使わないし。趣味も似ているから楽しい』
『小さいときはほぼ義務感であちこち行っていたけれど、大きくなって対等に接するようになってからは一緒に出かけるのが素で楽しい』
子どもが小さいと、ママと子どもでは行きたい場所が違ってしまうこともあります。また出発までの用意をしたり、行き先でも子どものことを気にしたりするでしょうが、大人になるとなんでも自分でできるようになるもの。それに行きたい場所も似ていたり、対等に話せるようになったりするなどお互いに気が楽なのでしょう。楽しく過ごしているママも少なくありません。
子どもの年齢というよりも性格の問題
『親子でも性格が合わないと難しいよ。私はせっかちで早く行って早く帰りたいけれど、高校生の娘はのんびり準備、外で食事しても満足できる写真を撮ってからでないと食べない。買い物も優柔不断で決まらない。そういうのはイライラする』
子どもが大きくなっても、もともとの性格が合わないとお出かけも楽しめないようです。あるママの場合は、買い物も食事にもあまり時間をかけたくないのですが、娘さんはゆっくりとその時間を楽しみたいようです。そんな娘さんを見ていると、「早くして!」と心の中で叫んでしまうこともあるのでしょう。性格を変えるのは難しいですから、子どもとのお出かけを諦めることもあるのかもしれませんね。
母親と出かける娘さんの気持ちは?
『娘を自分の友人のように扱って「楽しいよね」と強要する母親は、どうかと思う。娘からしたら、内心はお金出してもらうのが目的だし、友人と買い物するほうが楽しいに決まっていると思う』
『娘の立場からすると、実母とカフェや旅行に行っても、家の愚痴や興味のない推しの話ばかりで、正直退屈でウンザリ』
母親と楽しく出かけられる娘さんがいる一方で、実はそれほど楽しんでいない娘さんもいるようです。娘さんからすれば、食事代や買い物のお金を払ってくれるから母親と出かけるのかもしれません。母親とは趣味が違っていたり、ネガティブな話ばかりだったりしたら、娘さんもうんざりしてしまうのでしょう。
娘さんはあくまで子ども。友達との仲の良さとは違う
『娘を友達代わりにするのは違うと思う』
『成人した娘が2人いるけれど、仲良しとは思ったことがない。腹が立つこともある。ときどき食事やカフェにも行くけれど、友達より気楽かな? という感じ。子どもは自分の所有物じゃないからね』
娘がいると、将来は一緒に買い物や食事に行きたいと思うママも少なくないでしょう。女同士、友達のような感覚で接することができると思うと、今から楽しみになるものです。一方では、娘はあくまで子どもであって、友達とは違う存在との意見もあります。友達には気兼ねなく話せることでも、娘さんには話せないこと、話してはいけないこともあるのでしょう。また子どもは親のものではありませんから、子どもの意見を尊重したり、受け入れたりすることも大切ですね。友達と子ども、その区別をしっかりとつけて接することが母親に求められそうです。
文・こもも 編集・みやび イラスト・Ponko
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