スケートボード・ストリートのマイナビ日本選手権は6日、大阪・ムラサキパークららぽーとエキスポシティーで最終日が行われ、女子は全世界女王の織田夢海(ゆめか、17=サンリオ)が261・87点で2連覇を果たした。自身2度目の頂点。「優勝できてうれしい」と金メダルに手をかけた。
パリ五輪金メダルの吉沢恋(ここ)や、銀の赤間凜音(りず)らがそろうハイレベルな戦いだった。それでも「優勝したい」という真っすぐな気持ちで臨み、ベストトリックの2回目に92・30点、4回目に93・35点を記録した。「苦手」とするランでも2回目に76・22点を引き出し「日本のレベルが上がっているけど、その中でも自分の持っている技を出せた」と手応えをつかんだ。
東京、パリと2大会連続で五輪代表を逃した織田。3度目の挑戦となるロス五輪が一番の目標だ。再び日本一の称号を得た17歳は「優勝はうれしいけど、世界にはもっと上手な選手がいる」とし、出場予定の世界最高峰ストリートリーグ(SLS、11月23日、東京・有明アリーナ)へ「優勝したい」と力を込めた。
2位の吉沢は249・68点、3位の赤間は248・62点だった。予選トップだった12歳松本雪聖は4位に後退した。【竹本穂乃加】
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