「この色気は出せない」反町隆史&竹野内豊の“民宿”を2500万円で再建築したファンがいた

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2024年10月07日 12:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

1997年6月、フジテレビ系ドラマ『ビーチボーイズ』製作発表にて

《大好きなドラマだった》

《みんな若い!》

 '97年にフジテレビ月9枠で放送されたドラマ『ビーチボーイズ』の再放送が10月1日から始まった。ダブル主演を務めた反町隆史と竹野内豊など、メインキャスト陣の若かりし姿が、ネット上で話題を集めている。

男同士の友情を描いたドラマ

「反町さんが演じる仕事も家もないお調子者の広海と、竹野内さんが演じる出世コースを外れてしまったエリート会社員・海都のふたりが、海の見える民宿・ダイヤモンドヘッドで偶然出会い友情を深めていくストーリー。恋愛ドラマが多かった月9枠では異質と言える男同士の友情を描いたこのドラマは話題を呼び、最高視聴率が26.5%を記録するなど大ヒットしました」(スポーツ紙記者)

 放送から27年が経ち、当時20代だった反町と竹野内も50代となり“イケオジ化”しているが、

《ふたりとも今と変わらずかっこいいのがスゴイ》

《今の20代でこの色気は出せない》

 といった驚きの声や、出演していた広末涼子や稲森いずみの初々しい姿に懐かしさを覚える視聴者もちらほら。

 今なお多くの人の関心を集めるドラマだが、作品の魅力はどこにあったのか。熱心な『ビーチボーイズ』ファンで、ついには自身で作中に登場した店『ダイヤモンドヘッド』を再現、現在も経営しているマスターに話を聞いた。

撮影現場の追っかけも

「やっぱり、反町さんと竹野内さんの男の友情と、ドラマに出てくる人たちの海のように広い優しさだと思います」

 もともとは会社員だったマスター。リアルタイムで視聴した『ビーチボーイズ』に夫婦でハマったことがきっかけで、撮影現場の追っかけをしていたという。

「ある日、ファンが集まるオフ会に参加したとき、撮影で建てられた『カフェダイヤモンドヘッド』が解体されて保管されていると聞きまして。そこで“自分で再び建てなくては”と思い立ち、保管していた業者に相談して譲り受けたんです」

 マスターはフジテレビの許可をもらい、退職金をはたいて再建築した『カフェダイヤモンドヘッド』を'07年にオープン。内装を再現するためにかかった家具や小物代を含めて総額2500万円ほどかかったお店は、現在ファンの聖地と化している。

「ドラマのファンはもちろん、反町さんやマイク真木さんといった出演陣や、ドラマの脚本を務めた岡田惠和さんも何度か足を運んでくださりました。再放送を見て新規にファンになった若い世代の方々も来てくれたら嬉しいですね」

 なんど夏が過ぎ去っても、ドラマの魅力は陰ることはないようだ――。

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