ラグビー「リーグワン」1部の三重ホンダヒートは7日、所属選手が道路交通法違反(酒気帯び運転)で検挙される事案が発生したと発表した。
チームは「モビリティメーカーに身を置きフェアプレーを体現すべき選手が、係る行為により検挙されたことは誠に遺憾」とコメントした。
運転していたフランカーの当真慶(24)に年俸減額とチーム対外活動参加禁止6カ月間。同乗者だったSO饒平名悠斗(23)とプロップ田嶋グン(25)には、けん責とチーム対外活動参加禁止6カ月間の処分を決めた。
発生日時は9月15日午前7時ごろ、場所は名古屋市内だった。3人の証言によると前日14日の午後8時ごろからアルコール摂取を伴う会食を開始。飲食後に駐車場に止めていた車両に戻り、その場で仮眠をとった。
15日午前6時ごろ、当真の目が覚めた時点で意識がはっきりしていたことから車両を発進。同乗者の2人は熟睡しており、発進に気づかなかったという。
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駐車場を出て100メートル走行したところで、警察官から停止を求められ、運転者から基準値を超えるアルコールが検知された。
当真は検挙された一方、同乗者2人は、その時点で警察官に起こされて事態を認識した。
チームでは外部弁護士や法務部門責任者などからなるコンプライアンス委員会を新たに設置。研修内容の見直しや、定期的な浸透度確認を行うことで、コンプライアンスの強化を図っていくという。
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