【AI予想・秋華賞】前走での結果や生産牧場に注目! 三強ムードも人工知能は波乱を示唆

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2024年10月07日 19:00  netkeiba

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秋華賞に出走予定のミアネーロ(撮影:下野雄規)
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日に秋華賞(GI)、月曜日に府中牝馬S(GII)が行われます。その中から京都競馬場で行われる秋華賞を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の秋華賞での前走着順別成績を見ていきます。過去10年の秋華賞では前走で3着以内に入っていた馬が10勝2着7回3着8回と圧倒しています。その中でも前走で重賞に出走していた馬は9勝2着6回3着6回となっています。前走でレベルの高い重賞に出走しきっちりと結果を残している馬を中心視するのが良さそうです。

 一方、前走で4着以下だった馬は2着3回3着2回で5頭が馬券に絡んでいます。この5頭の内、4頭はGII以上で連対した実績を持っていました。残る1頭は重賞で複数回の連対実績がありましたので、前走で4着以下だった馬についてはそれまでの実績に着目して取捨は決めたいところです。

 続いては、過去10年の秋華賞における生産者別成績です。過去10年の秋華賞ではノーザンファームや社台ファームで生産された馬が好成績を残しています。ノーザンファーム生産馬は8勝2着3回3着2回と良績が集中しています。社台ファーム生産馬は勝ち馬こそ出ていませんが、2着6回3着3回で複勝回収率は94%とまずまずの数値を残しています。大手牧場と言えるノーザンファームや社台ファームで生産された馬には一目置く必要がありそうです。

 ノーザンファームや社台ファーム以外で生産された馬は2勝2着1回3着5回と8頭が馬券に絡んでいます。この8頭の内、前走で1着だった馬が4頭となっています。前走で2着以下だった馬については、前走でGIIに出走し連対しているかそれ以前のGII以上で連対した実績のある馬となっていました。ノーザンファームや社台ファーム以外で生産された馬については、前走での着順やそれまでの実績次第で評価を決めるのが無難と言えそうです。

 それでは早速ですが、今週の秋華賞でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆人工知能は波乱を示唆!?

ミアネーロ

 前走の紫苑S(GII)で2着。道中は内目でロスなく運び直線でもスムーズに外へ持ち出す事はできましたが、2番手から運んだ勝ち馬を捕らえきれず。それでも上がりは33秒0と最速タイの脚は使えていましたし、負けはしたものの力のあるところは示した一戦だったと言えるかもしれません。

 本馬はこれまで5戦して2勝2着1回。馬券圏外になったのは直線で不利を受けた4走前の菜の花賞(1勝クラス)と最内枠で終始馬場の悪いところを走らされた2走前のオークス(GI)。どちらも敗因は明確ですし、まだ底を見せていないと言えそうです。能力は十分な馬ですし、スムーズな競馬で力を出し切れればGIメンバー相手でもチャンスはありそうです。

コガネノソラ

 前走のクイーンS(GIII)では7枠12番と外目の枠を引いた事で、道中は終始外々を追走する形に。勝負所での手応えも十分で4コーナーを回ったあたりから仕掛けられると、直線ではジワジワと前との差を詰めて、後続の追い上げを封じて重賞初制覇を達成し秋華賞へ弾みのつく結果を残しています。

 2走前のオークスでは12着と大敗していますが、これは距離が長かった印象を受けます。レースでは道中後方からスムーズに立ち回り手応えも残っているように映りましたが、直線では仕掛けられてからほとんど反応していませんでしたので、2400mという距離は長すぎたのでしょう。オークスでは残念ながら結果を残せませんでしたが、今回の京都内回りの2000mで改めて期待したいところです。

アドマイヤベル

 前走のオークスでは9着。道中は折り合いに専念し、何とか我慢をさせているような形。直線に向くまでの手応えは十分に映りましたが、直線で仕掛けられてからの反応がもうひとつ。このレース内容を見る限り、2400mは若干距離が長い印象を受けます。

 今回の2000mは2走前に勝利したフローラS(GII)と同じ距離になりますし、距離短縮はプラス材料と言えるでしょう。そのフローラSでは4着に負かしたクリスマスパレードが紫苑Sを勝っていますし、レースレベルは低くなかったように思えます。ここは実績のある距離になりますし見直しが必要になるのではないでしょうか。

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