“コント芸日本一”を決める『キングオブコント2024』が12日、TBS系で生放送される(後6:30)。ORICON NEWSでは、ファイナリストのインタビュー連日掲載していく。
【集合カット】17代目王者は誰だ…!決戦に向けて意気込んだファイナリストたち 同大会は2008年から毎年行われ、今年で17回目。プロアマ問わず、芸歴制限なく出場可能で、歴代キングはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライス、かまいたち、ハナコ、どぶろっく、ジャルジャル、空気階段、ビスケットブラザーズ、サルゴリラが名を連ねている。
コットン、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディ、cacao、ダンビラムーチョ、シティホテル3号室の10組がファイナリストとなった。
■ファイヤーサンダー(崎山祐(※崎=たつざき)、こてつ)
――ファイナリストになって率直な感想
【こてつ】去年の決勝行かせてもらったんで、2年連続って絶対難しいというかよりプレッシャーがかかるというか、そういう状況だったので、行けた時はその倍うれしかったです。
【崎山】本当によかったという気持ちが強いです。決勝行けた翌年に行けなかったら落ちた感があるというか、なのでとりあえず安心という感じです。
――去年と比べてパワーアップしたところ
【崎山】進化というか…特別変えたりはまったくしてないんですけど。何かを変えようとかまったく思ったこともなくて、僕は一回も。今やってることは絶対正しいからと思って、ずっとやり続けている感じです。このコンビ組んで1年ぐらい経ってからは、僕はずっとそう思っています。
【こてつ】(崎山に)ネタの話をしてもよろしいですか(笑)?ネタ自体は何か大きく変わったということはなくて、僕は(崎山を)信頼してついていったという感じです。1回決勝に行ったという経験があるので、どこか自分の中で余裕もあった気がします。冷静に反すうしながらやれたので、去年とはちょっと違った感じがしました。一番を目指す舞台に一度立っているので、その感じはありました。
――今回の決勝はどういう気持ちですか?
【こてつ】去年は、もちろん優勝が目標やったんですけど、それよりも出て点数つけられてうれしいというか、なんかすごい点数やぐらいの感じやったんですけど、やっぱり2回目となると、それはもう優勝するしか、これ以上の喜びは多分ないので、絶対優勝したいです。僕は去年より優勝できそうやなっていう、変な自信があります。この2本やったら優勝できそうやなっていう2本なので、そこはあります。
【崎山】去年は決勝初めて行ったんで、わからなかったんですけど、やっぱり決勝で負けても、もちろんちょっとは違いますけど、準々で負けようが、準決で負けようが、決勝で負けようが、結局同じくやしいは全然あるんやなっていう。決勝行ったら満足ではまったくないんだなってわかったんで、確かに優勝しなきゃなって。
――2014年結成で、今年ちょうど10年という、いい意味で節目にもあるということで、優勝への思いもより強いものになっていますか?
【崎山】優勝して、コントだけでいっぱいお客さん集められて、コントでご飯も食べられてみたいになることができたら、僕はうれしいなと思います。節目とか全然考えてなかったんですけど、そうなりたいという気持ちはあります。
【こてつ】全国ツアーやりたいですね。全国を回って、それで1年間も安定して…というぐらいが理想です。優勝して全国回って、それだけでももう十分稼げるけど、ほかもちょこちょこやるぐらいの感じが。やっぱり、ネタでご飯食べたいです。
――ほかの9組で気になるところはどこですか?
【崎山】シティホテル3号室ですね。近しい芸人によく言われるのが、僕らが実力と人気が見合ってないってことをよく言われることが多くて。ネタこんなに面白いのにファンが少ないみたいな言われ方をするんですけど、僕らの悪い意味の上位互換といいますか(笑)、さらに人気ないのがシティホテル3号室なんです(笑)。僕らが唯一、人気でシティホテルには勝ってるって言えるので、そこはちゃんと今回あいつらが優勝とかして人気出ないように、ちゃんとそこは潰したいです。あいつらに人気で負けたらめちゃくちゃ嫌ですね(笑)。