サントリーウエルネス株式会社(東京都港区)は、このほど「ミドル世代の疲労感に関する実態調査」の結果を発表しました。同調査によると、疲労感を感じている人のうち、8割以上の人が「6カ月以上も疲労感が続いている」ことがわかりました。また、現在感じている疲労感としては、何かをやりたいが、モチベーションがわかず時間だけが過ぎていく「低モチベ疲労感」が最多となりました。
調査は、全国の40〜50代の男女1000人を対象として、2024年8月〜9月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体の80.0%が「日々生活の中で、疲労感を感じている」と回答。そのうちの84.0%が「6カ月以上疲労感が続いている」、さらに、全体の74.1%が「残暑が残る秋ごろに疲労感を感じたことがある」と回答しています。
そこで、日々生活の中で、疲労感を感じている800人に「疲労感に対しての対策」について尋ねたところ、6割近くが「行なっていない」(58.8%)と回答し、疲労感を感じているにも関わらず対策を行なっていないことがわかりました。
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一方、疲労感に対しての対策を行っている379人に「疲労感へ対策する上で、悩んでいること」を聞いたところ、「休んでも十分に疲労感が取れない」(49.3%)、「朝から疲労感を感じてしまうことが多い」(37.2%)などが上位を占め、たとえ対策を行なっていても疲労感が取れにくいことに悩みを抱えていることが明らかになりました。
続いて、疲労感を感じている800人に「自身が感じている疲労感」を教えてもらったところ、何かをやりたいが、モチベーションがわかず時間だけが過ぎていく「低モチベ疲労感」(39.5%)、次点以降は次から次へと問題や課題があらわれて、こなしきれない「終わらない疲労感」(34.5%)、仕事と家庭など時間が限られている中で複数のことを達成しなければならないことによる「逆説疲労感」(30.2%)などが上位に挙がりました。
「低モチベ疲労感」と答えた人からは、「家の片付け等やる事は沢山あるのにやる気が起きずダラダラと時間だけが過ぎてしまう」「仕事はあるのに、気持ちが盛りあがらず、着手が遅れてしまうことがたまにある。体ではなく、心が疲労感を感じている」などの声が寄せられています。
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