ハシヤスメ、カッパ釣り挑戦で「諦めない」初心確認　“第２のピコ太郎”目指し視野は世界へ？

昨年解散した「BiSH」の元メンバー、ハシヤスメ・アツコ、モモコグミカンパニーが、8日夜放送のABCテレビ「相席食堂」（火曜午後11時17分＝関西ローカル）に出演。ハシヤスメは岩手県遠野市へ、モモコは山梨県北杜市を訪ねた。

番組MCは、“BiSH推し芸人”として知られた千鳥ノブと、相方大悟。バラエティーで活躍するハシヤスメに、ノブは「会いすぎて冷めた」と笑わせながら、VTRを見守った。

ハシヤスメは、カッパ捕獲を目指す「2代目カッパおじさん」と出会い、“カッパ釣り”に挑戦。「カッパおじさん」から「諦めちゃダメ」と説かれると、ハシヤスメは「諦めちゃダメ、なんでも」といたく感銘を受けた様子だった。

ハシヤスメはBiSH加入前を振り返り「もう諦めようかなと思ってたんですよ。芸能活動。でも、ほんとに運良く、BiSHってグループに入れて」。

結成当初は「ワンルームのアパートとかから、事務所もすっごいちっちゃかった」が、ブレークを遂げ「（事務所は）でっかいとこへ。お客さんも最初80人ぐらいから最後5万5000人」と思い起こした。

「もし、芸能活動諦めてたら、おっきい場所にも立てなかったし、夢もかなわなかった」と言い、不屈の精神は「誰よりも分かってます」。そんなハシヤスメに、23年カッパを追い続ける「カッパおじさん」は「分かるけど、諦め時が肝心なんだよ。タイミング逃すと諦められなくなる」と、前言と正反対のアドバイスを送り、ハシヤスメも苦笑するしかなかった。

その後、ハシヤスメは郷土料理の店へ行き、地元で相席した客から「夢」を問われると、「世界のハシヤスメになりたくて。いろんな人に知ってほしい。ピコ太郎ってジャスティン・ビーバーに見つかって。私も、自信ある曲が1個あるので、ジャスティン・ビーバーに見つかって世界にいけたら」と思いを伝えた。

一方、モモコは「林（修）先生と同じとこ（事務所）で、文化人（笑い）。1人ロケとか初めて」と言い、不安そうに歩を進めた。

道の駅や、地元の人気飲食店を訪ね、鹿や熊の肉を食したが「味が分からない…どれもおいしい肉（笑い）」。ラッパー経験のある店員にキャリアを明かすと「アイドルですか？　ぜひ、歌ってる姿を」とせがまれるた。ただ、これに「今、文化人なんですよ私。ラッパーにからまれることが世界で一番苦手なんですよ…」と困惑しながら、執筆業にいそしむ日々を報告していた。