11歳・市川新之助「僕は踊りが苦手」 緊張の『連獅子』披露へ、父・團十郎からアドバイス

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2024年10月09日 17:36  ORICON NEWS

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『十月大歌舞伎』大阪成田山御本尊出開帳 開白法要に参加した(左から)市川新之助、市川團十郎 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の市川團十郎(46)と息子の市川新之助(11)が、大阪松竹座での『市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台』の初日を翌日に控えた9日、同所で意気込みを語った。

【写真】凛々しい顔つきの市川新之助

 2022年11月に東京・歌舞伎座で幕を開けた襲名披露興行を、大阪松竹座の『十月大歌舞伎』(10月10日〜26日)で締めくくる。昼の部では二世市川團十郎が大阪で初演した『雷神不動北山櫻』、夜の部は襲名披露『口上』と『連獅子』などを上演する。『連獅子』は、團十郎と新之助の親子で披露する。

 新之助は「僕は踊りが苦手なのと、あと(長い毛を振る)“毛振り”をするのが初めてなので、大変だなぁと。(本番が)もうあしたか」と緊張をにじませながら、しっかりした言葉で思いを語った。父のけいこは「厳しい部分もありましたけど、優しかったです」と笑顔。

 対して、團十郎は「わずか4日間のけいこでもすごく伸びていくんです、この世代は」とし、「あしたがいいから全てがいいわけではない。そういうことを理解するような過ごし方をしてもらいたい」とアドバイス。その上で「現時点ではよく頑張っていると思います」と声をかけていた。

 2人は今月5日、大阪成田山不動尊(成田山大阪別院明王院)に襲名を奉告。この日は、本尊・不動明王を大阪松竹座に迎え、出開帳の法要が営まれ、興行の成功・大入りを祈念した。

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