「松坂屋名古屋店」大規模リニューアルを実施、どう変わる？

　松坂屋名古屋店は現在、本館・北館の計8フロアを対象とした大規模リニューアルを実施している。そのうち5つのフロアにおいて、11月20日から12月10日までに計77店舗 （新規出店39店舗、うち東海地区初・東海地区百貨店初計13店舗）が順次オープンすると発表した。

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　本館4階「レディスファッション」では、東海地区初3店舗、東海地区百貨店初出店2店舗を含む32店舗が11月20日にオープン。「コラム」「シクラス」「エブール」などのジャパニーズラグジュアリーブランドを中心に、ジュエリーや香水など、ライフスタイルを豊かにするアイテムを取りそろえる。

　また、4階のフロア中央には松坂屋名古屋店が運営・発信する「新ファッションゾーン」がオープン。「シーエフシーエル」や「ハルノブムラタ」などの国内発のデザイナー、ジュエリーブランドを含む19ブランド（うち2ブランドは東海地区百貨店初展開）を展開する。

　本館3階「インターナショナルブティック」では、東海地区初4店舗、東海地区百貨店初1店舗を含む計21店舗が11月29日にオープン。

　北館地下1階「酒／レストラン」には11月29日、東海地区初出店2店舗を含む計7店舗がオープンする。「お酒の元につながりが生まれる場所」をコンセプトに、アルコール売り場の面積や品ぞろえを約3倍に拡大、お酒を楽しめる和洋食レストランの複合フロアとした。

●本館8階「アート」

　12月10日にオープンする本館8階「アート」は、「東海エリアのアートマーケットのハブに」をコンセプトに、ワンフロアをアート空間に全面リニューアル。展開面積を約2.5倍に拡大したアートゾーンは2つの画廊に加え、「オープンギャラリー」やカフェを増設し、6つのゾーンで構成する。

　日本国内50軒のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟する 「CADAN」や「ヘラルボニー（障がい者アート）」と協業。若手アーティストの育成ノウハウを持つ「八犬堂」の常設ブースを展開し、若手アーティストの発掘・育成も行う。