「中座くいだおれビル」25年春に登場、太郎のサイズは?

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2024年10月10日 10:21  ITmedia ビジネスオンライン

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「中座くいだおれビル」25年春にリニューアル

 野村不動産マスターファンド投資法人(東京都新宿区)と野村不動産コマース(東京都新宿区)は、運営する大阪市の商業施設「中座くいだおれビル」を2025年春に全館リニューアルする。


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 中座くいだおれビルは、2009年に閉店した老舗飲食店「大阪名物くいだおれ」の名称を借り受けてオープンしたビル。ビル正面に建つチンドン屋の格好をしたマスコット「くいだおれ太郎」は道頓堀のシンボルで、記念撮影スポットにもなっている。


 リニューアルのコンセプトは「Eat=食の強化」「Enjoy=エンタメの強化」「+Nakaza=承継と新しい取り組み」。文化・歴史を体感できるデザインやスポットを館内各所に施す。モノだけでなく、情緒や体験価値の高いサービスを提供し、「道頓堀、ええな〜」と満足してもらえる施設を目指すという。


 外観は立体感のあるデザインへ変更。地下1階・地上6階建てのビルの外壁に全長約6メートルのくいだおれ太郎の立体造形看板を掲げるほか、昔懐かしいネオン管を思わせる電飾などで、道頓堀のランドマークであるくいだおれ太郎の世界観を表現。LEDビジョンも充実させ、躍動感や華やかさを演出する。


●マスコット「くいだおれ太郎」も健在


 テナントは「ホルモン肉問屋 小川商店」「串カツ しろたや」など、飲食店が中心。1〜3階ではフロアごとのコンセプトデザインを採用し、個々の店舗だけでなく、施設の滞在そのものを楽しめるコンテンツとする。


 1階にはくいだおれ太郎のマスコットを設置。天井や壁面には太郎のイメージカラーを盛り込んだデザインを施し、太郎の世界観を演出。新たなフォトスポットへと生まれ変わる。


 2階には道頓堀のお狸様(八兵衛大明神)にお参りできるパワースポットを設ける。鳥居をネオンで表現し、石畳のタイルを敷いて参道をイメージ。鳥居横のパネルでお狸様の歴史を紹介する。


 3階はネオン提灯のもとで一休みできるスペースを用意。「芝居茶屋」を疑似体験できるようにした。また、壁面に松のデザインをあしらい、中座芝居小屋をオマージュしたスポットも設ける。



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