65歳演歌歌手、肺がん闘病生活語る「歌は歌えないな」から兄の「ばかやろう」で前向きに

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2024年10月10日 10:26  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

山川豊(2021年1月撮影)

演歌歌手の山川豊(65)が10日、フジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜午前8時)に出演。自身の肺がんの闘病生活について語った。


山川は昨年11月の定期検査でがんの疑いがあると診断された。約1カ月後の精密検査で肺がんが見つかり、今年1月に休業。抗がん剤治療に踏み切った。


「歌は歌えないな」などと、物事を悪い方に考えるようになった。兄で演歌歌手の鳥羽一郎に電話し、お葬式やお墓の話をしていたら、「ばかやろう」と言われて、逆に前向きになったという。「遠慮しないで甘えた方がいい」と経験を語った。


今月2日には鳥羽のことをつづった新曲「兄貴」を発売した。MC谷原章介は、「40数年一緒にやってきて、今だからこそ歌える歌。山川さんの歌は力強くて温かい。まだまだ一緒に歌の番組をお届けしたい」と述べた。


コメンテーターでジャーナリストの岩田明子氏も「兄貴」をスタジオで聞きながら、「お兄さんへの思いがシワッと伝わる。同じ病気をしている人にも伝わる」と話した。NHK岡山放送局時代の思い出も披露。山川の持ち歌である「アメリカ橋」が流れていた時代だ。「仕事の節目で慰めてもらった。まだまだ頑張ってほしいと思います」とエールを送っていた。

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