加藤登紀子「幸せです!」歌手60周年パーティー「難破船」提供した中森明菜からもメッセージ

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2024年10月10日 15:59  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

歌手60周年記念パーティーを行った加藤登紀子

歌手加藤登紀子(80)が10日、都内で、歌手60周年記念パーティー「歌手60周年キックオフ〜出逢いが一杯!〜」を行った。


音楽評論家で作詞家湯川れい子さん、ファッションデザイナーのコシノジュンコさん、南こうせつ、ゴスペラーズ、デヴィ夫人ら多数が祝福にかけつけ、加藤は「お祝いの言葉をたくさんいただいてありがとうございます。幸せです!」と喜んだ。池畑慎之介、平野レミ、渡辺えり、クミコ、大江裕、手嶌葵らとともに鏡開きを行い、来場者全員で乾杯した。


加藤は「60周年というのはすごい年月ではありますが、歌と一緒に生きてきたんだとつくづく思います。歌手は無理かもしれないと思ったことも何度かありましたが、結局は歌うことによって次の道が開けた。あと10年くらいは頑張ってみたい」と意欲的に語った。


また、「難破船」を提供した中森明菜からは「60年間歌い続けてこられたこと、数々のすばらしい楽曲を世に送り出されていること、心から尊敬しております。私自身も心に響く楽曲をご提供いただけたこと、大変感謝しております。どうかお体に気をつけて、これからもすばらしい音楽を私たちに届けてください」とのメッセージが届いた。


加藤は「難破船」について「20歳の失恋を歌っていたので、明菜さんが22歳だった時にあなたが歌うのがふさわしいと思うわと、直接カセットを渡したのがきっかけです。本当にすばらしく歌っていただいて、今も元気で歌い続けていらっしゃることを聞いてすごくうれしいです」と話し、同曲を披露した。


加藤が声で出演したアニメ映画「紅の豚」を手がけた宮崎駿監督からは「もっと遠くへ 長生きしてください 紅の豚より」とのメッセージが届いたほか、和田アキ子、石川さゆり、遠い親戚に当たるお笑いコンビ、ダイアンの津田篤宏らのメッセージも読み上げられた。


故ジョン・レノンさんの妻オノ・ヨーコさんからの花がステージ飾られていると紹介されると、予定になかった「イマジン」を歌唱した。ほか「知床旅情」「百万本のバラ」などを披露した。


11月下旬からは、年末恒例の「加藤登紀子ほろ酔いコンサート2024」が9都市で行われるほか、来年は60周年に合わせた60本のコンサートを開催する。

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