土砂降りの中「戦場にするな」＝社民・福島党首―沖縄【２４衆院選】

　社民党の福島瑞穂党首は、前回衆院選で党唯一の当選者を出した沖縄県を第一声の地に選んだ。土砂降りの中、浦添市の交差点に水色のスーツ姿で現れた福島氏は「雨にも負けず、風にも負けず頑張ります」と演説を開始。「自民党が競り勝てば、憲法改悪、軍拡、戦争への道をひた走っていく。沖縄を、九州を、日本を、戦場にしてはならない」と声を張り上げた。

　強い風雨に大きな雷も鳴り響く悪天候で、聴衆は見られなかった。「石破首相は核共有論を言い、核抑止論を言い、シェルターを作るなんて言っているが、１億人が入るシェルターなんてない」と訴えると、車で通り過ぎる人たちが視線を向けていた。