アップルが、世界中の学生を対象にしたアプリ開発コンテスト「Swift Student Challenge」を2025年2月に開催すると発表しました。今回も、特に優秀な受賞者を米アップル本社で開かれる特別なプログラムに招待する特典を用意。応募期間は2025年2月の約3週間を予定しています。
Swift Student Challengeは、プロのアプリ開発者も使っているプログラミング言語のSwiftを用いたプログラミングコンテスト。2020年から実施しており、2025年が6回目の開催となります。
2024年のSwift Student Challengeでは、日本の学生がなんと6名も入賞し、最年少の受賞者は中学生だったことが大きな話題に。うち1名は、世界で50名の優秀受賞者(Distinguished Winner)にも選出されてティム・クックCEOに直接プレゼンする機会を与えられ、うち2名は2023年に続いての連続受賞、という快挙ずくめの内容となりました。
受賞者は350人の予定で、特に優秀な50名は「Distinguished Winners」として2025年夏に米アップル本社で開かれる特別なプログラムに招待されます。プログラムでは、アップルの専門家やエンジニアと接してさまざまな発見が得られるほか、参加した仲間と交流が深められ、将来に役立つ経験ができます。現地までの旅費や宿泊費はアップルが負担します。
アプリ開発にあたっては、オンラインで参照できる開発者向けのチュートリアルコンテンツ「Develop in Swiftチュートリアル」などが役に立ちます。(磯修)