橋本環奈が「平成ギャル」のヒロイン米田結(よねだ・ゆい)にふんし、ギャル文化と出合い、後に栄養士となり、縁、人、未来を結んでいく様を描くNHK連続テレビ小説「おむすび」。結の母愛子を演じている麻生久美子(46)が17日、制作のNHK大阪放送局を通じてコメントを発表した。
結の祖母佳代(宮崎美子)と家事を手分けしつつ、結の父聖人(北村有起哉)が営む農業を支え、絵を描くのが得意という設定だ。
−出演が決まったときの気持ちは?
麻生 いつかは朝ドラに出演できたらという思いがあったのですごくうれしかったです。でも、いまだに信じられない気持ちもあって(笑い)。撮影が始まってもなかなか実感できずにいたのですが、放送が始まるとお友達からたくさん連絡をもらったり、感想を伝えてくれる人もいたりで、だんだんと現実なんだなと思えるようになってきました。
若い頃はヒロインができたらいいなと思っていた頃もたぶんあったんですけど、いつの間にか年齢を重ねて、初めて朝ドラに出演させていただくのがヒロインの母親役ということで。
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この年齢まで仕事を続けられてきたこととか、いろんな思いが頭を巡りました。それに、母親からも珍しく「おめでとう」って連絡が来て、やっぱり朝ドラの影響力ってすごいんだなって思ってます。
−愛子役について
麻生 すごく魅力的な女性だと思います。愛子さんはすごく理解があるというか、どっしり構えていて、どこか達観しているようなお母さん。元ヤンキーで、若い頃にはいろいろ苦労もあった人だからこそ、子どもたちへの接し方には自分なりの思いがあるの思っています。子どもたちが心配じゃないわけではなくて、すごく信じる力の強い人だと思います。
−ハギャレンメンバーとの場面について
麻生 実はそんなにハギャレンメンバーの子たちとは一緒に撮影してるシーンは多くないんです。でも、みんなが現場にいるときはとてもにぎやかで華やかで、一気にエネルギーあふれる現場になりますね。ハギャレンの子たちはギャルマインドがあって良い子たちでかわいいです。私が若い頃はギャル全盛期の時代だったので、私もギャルをやっておけばよかったなと今になって思います。
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−視聴者へのメッセージ
麻生 みなさんには、もう本当にお好きなように見ていただきたいです。でも、見るとすごく元気になってもらえると思うんです。心に栄養を届けられる、おばあちゃんのおむすびのような作品なので、楽しんでいただけたらうれしいです。家族のシーンもすごくいい雰囲気で、おじいちゃんも面白いし、おばあちゃんのツッコミも最高です。私も、元ヤンらしいシーンが出てきますので、是非楽しみにしてほしいです。
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