『ライオンの隠れ家』柳楽優弥、難役に挑む“弟”坂東龍汰へ「どんなふうに来ても合わせられるよ」

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2024年10月17日 14:00  ORICON NEWS

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金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』の場面カット(C)TBS
 俳優の柳楽優弥が主演を務める、TBS系金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』(毎週金曜 後10:00)の第2話(18日)を前に松本友香プロデューサーが、第1話の撮影裏話を語ってくれた。

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 本作は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合い繰り広げられる今作を、完全オリジナルストーリーで送る。

■松本友香プロデューサーのコメント
クランクインし、洸人(柳楽優弥)と美路人(坂東龍汰)が初めて一緒にお芝居をしたのは、二人が帰り道にスーパーから出てきて、みっくんが自転車の色が気になりチェックしているのを洸人が待つシーンでした。

二人は初共演であるにも関わらず、ドライで監督と監修の先生とお芝居を確認すると、そこにはもう昔からこの生活を淡々と繰り返してきた二人の空気感ができていました。

初日は誰もが不安で、正解を探るような空気が流れるのですが、お二人のお芝居をベースモニターで見た私も監督も大きな安堵とこのドラマの空気や進む道が見えて晴れやかなスタートになったのを思い出します。

ちなみにあのシーンで美路人が色番号を確かめ「合ってます」とドヤ顔でお兄ちゃんをちらっとみて「お、合ってた」と洸人が何万回も言ってきたトーンで返してあげるあの掛け合いはお二人のアドリブです。

柳楽さんは、よく坂東さんとお芝居の相談の時に、「どんなふうに来ても合わせられるよ」「どれでもいけるよ」と言っている場面をよく見ます。撮影現場でも、自閉スペクトラム症の難しいお芝居に挑戦する坂東さんの俳優としての先輩であり兄のような存在となっています。

■第2話のあらすじ
小森家にライオン(佐藤大空)がやって来たことで凪のような平穏な生活は一気に崩れだしていく。洸人(柳楽優弥)は、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰)の叫び声で目を覚ます。居間に降りると、イタズラをするライオンと美路人のパニックで、そこはひどい状態になっていた。朝から二人をなだめるのに一苦労し、ライオンをここで預かり続けることに不安を覚える。さらに、ライオンから渡されたスマホに母親と思しき相手から2回目のメッセージが届く。

「ソフトクリームの広場で 鐘のなる頃に」。メッセージの意味がわからぬまま、洸人は美路人とライオンを連れて図書館に出掛けることに。図書館とパン屋と公園に行くのが洸人と美路人の土曜日のルーティーンだ。図書館に着くと、洸人はたまたま手にした一冊の絵本から、謎のメッセージがある場所だと気づく。そこに行けばライオンの母親と会えるのではないか…そう考えた洸人は、美路人にライオンと二人で過ごすよう言い聞かせ、メッセージが示す場所に急ぐ。しかし指定の場所に着いた頃、洸人のもとに警察から電話がはいる――。

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