松村邦洋“憧れの人”西田敏行さん追悼　北野武ものまねで激励した過去も「おちゃめな姿も忘れられません」【コメント全文】

　俳優の西田敏行さんが死去したことが17日、関係者への取材で分かった。76歳。訃報を受け、西田さんのものまねを得意としている松村邦洋がコメントを寄せた。

【写真】8日には…『ドクターX』完成報告会見に出席していた西田敏行さん

　松村は「大好きな大河ドラマにも数多く出演されていて、『ミスター大河ドラマ』と呼ばせて下さい。探偵！ナイトスクープの局長になられてからは、プライベートでも親しくさせていただきました。ものまねをすることも『遠慮しないで好きにやってよ』と言っていただきました。同じタイガースファンで、2003年の優勝の時に涙を流して喜んでいた姿は忘れられません」と回顧。

　続けて「西田さんの出演する作品は、どれも僕にとっての宝物です。もっと多くの作品を見たかったです」と偲んだ。

■コメント全文
西田敏行さんは、子供の頃から見ていた憧れの人です。
数多くの作品を見てきました。
大好きな大河ドラマにも数多く出演されていて、「ミスター大河ドラマ」と呼ばせて下さい。
探偵！ナイトスクープの局長になられてからは、プライベートでも親しくさせていただきました。
ものまねをすることも「遠慮しないで好きにやってよ」と言っていただきました。
同じタイガースファンで、2003年の優勝の時に涙を流して喜んでいた姿は忘れられません。

映画「釣りバカ日誌」にも西田さんのお声掛けで出演させてもらいました。
「監督が何言ったって、自由に面白くしてくれればいいから」と言っていただいた言葉は忘れられません。
映画「アウトレイジ・ビヨンド」に出演される前には、「北野監督作品、初めてなんだよなぁ。松っちゃん、たけしさんで俺の事褒めてくんない？」と言われ、「西田さん、あんたの芝居最高だよ」と話すと、「たけしさん、本当！それ本当！うれしいなぁ」と返してくるおちゃめな姿も忘れられません。

西田さんの出演する作品は、どれも僕にとっての宝物です。
もっと多くの作品を見たかったです。