「西田局長、、、」岡部まり、松尾依里佳「ナイトスクープ」元秘書らが追悼「精神的支柱でした」

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2024年10月17日 18:34  日刊スポーツ

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テレビ朝日系「探偵!ナイトスク−プ」の収録に参加。約2ヶ月半ぶりに久々に復帰した西田敏行さんと岡部まり(左端)(2003年5月撮影)

俳優西田敏行さんが都内の自宅で亡くなったことが17日、分かった。76歳だった。西田さんが出演していたABCテレビのバラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」で共演したタレントの岡部まり(64)と松尾依里佳(40)が17日、自身のSNSを更新し、西田さんに哀悼の意を表した。


岡部は西田さんが2代目局長を務めた同番組で1989年から2010年まで2代目秘書を務めていた。ブログで「突然、信じられない訃報が報道されました。西田敏行さんが、今朝亡くなられた、と。まだ、ぼうぜんとしています」と心境を吐露。「ついこの前、高齢の父を見送りましたが、私にとって大きな存在の2人が同じ時期に旅立つ現状は、もはや言葉になりません。今でも『局長』と変わらず、呼んでいた西田局長、、、ご冥福を祈らなきゃいけませんが、今は悲しくてなにも考えられず、ただただ、あの優しい笑顔がよみがえるばかりです」と悲痛な叫びをつづった。


同番組の3代目秘書を務めた松尾も自身のインスタグラムを更新。西田さんと笑顔を浮かべる写真を添えながら「西田敏行さんがご逝去されたという突然の訃報に触れ、まだ信じられない思いです」とつづった。西田さんと過ごした日々を回想し「VTRを見ている間、暗く照明を落としたスタジオで、局長の方を見なくても、感涙されたタイミングは気配ですぐにわかりました。依頼者の方々を愛おしみ、その思いに心揺さぶられ、笑ったり涙したりされる西田局長。その人情深さは私たち西田探偵局の精神的支柱でした」と偲んだ。


番組関係者との集まりでは、西田さんは演劇や役者について熱く語ることもあったという。「カラオケではいつも『もしもピアノが弾けたなら』を歌ってくださり、まわりを盛り上げてくださいました」と在りし日に思いをはせた。「年下の私たちにも目線を合わせてくださり、現場では関西のいわゆる冗談で『もっと大御所感、出してもええのに(笑)』と言われていた西田さん。あの包み込むような笑顔、人の心の奥底に語りかけてくださるような温かい声、もうお会いできないだなんて、まだ現実のことと思えません。きっと天国で役者仲間の方々と語り合いになられることと思います。本当に、本当に、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。

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