さくらまや ふるさと納税の返礼品に 茨城県取手市 510万円で「コンサート独り占め権」

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2024年10月18日 12:59  日刊スポーツ

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茨城県取手市のふるさと納税の返礼品になった、さくらまや

歌手さくらまや(26)が茨城県取手市のふるさと納税の返礼品になることが18日、分かった。芸能人や著名人の「お勧め」品はあるが、芸能人自身が返礼品になるのは珍しい。


芸能事務所から独立し、取手市内に個人事務所(兼住居)を立ち上げたのが20年。21年9月に取手市PR大使に就任し、市のプロモーション活動に積極的に取り組んできたことから今回、白羽の矢が立った。


市によると返礼品は2種類。


寄付金510万円で「コンサート独り占め権」。取手市立市民会館の大ホールを貸し切り、さくらのコンサートを90分間独占できる。数曲のリクエストやデュエットも可能。コンサートの最後にはツーショットの記念写真撮影もできる。


寄付金55万円で「歌唱レッスン」。約60分の歌唱レッスンを取手市立福祉会館の小ホールで行う。曲のリクエストが可能で、レッスンの最後に記念撮影も可能だ。


どちらも、日程調整や曲目の調整を行った上での実施となり、複数人の参加希望は要相談になる。


さくらは「ふるさと納税のお話を頂戴した時に、取手市の斬新で革新的な試みにとても驚きました。自分が返礼品になるというのが私の人生では思ってもいない出来事で、地域に貢献できる事がうれしく、精いっぱい務めさせて頂こうと思っています」と意欲満々にコメント。「いろいろなコンサートをしてきましたが、独り占めコンサートは初体験! 今からワクワクしています」と楽しみにしている。


自身の最近の様子については「地方のイベントに伺ったり、そこでの出会いを大切にしながら家では祖母の介護もしています」。今年4月に日大大学院に入学した。「先月、大学院の前期のリポートを全て提出し終え、ふーっとひと息つきたいところです。が、後期のリポートに取りかかっています。この調子でがんばるぞー」と仕事と学問の二刀流に奮闘している様子を明かした。


◆さくらまや 本名草野真耶。1998年(平10)7月26日生まれ。北海道出身。幼い頃から音楽の英才教育を受け、08年に10歳の最年少演歌歌手として「大漁まつり」でデビュー。09年に日本レコード大賞新人賞、日本有線大賞新人賞。同年にTBS系「水戸黄門」で俳優デビュー。趣味は読書、ゲーム。血液型O。

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