西田敏行さんのアドリブ力「2行のセリフが2ページに」釣りバカ日誌の監督が追悼

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2024年10月18日 15:05  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

西田敏行さん(2022年2月撮影)

「釣りバカ日誌イレブン」「釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇」「釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!」の本木克英監督が18日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演。17日に亡くなったことが分かった、同シリーズ主演俳優の西田敏行さんを追悼した。


本木監督は突然の訃報に「昨日スマホを見るとものすごい数の連絡があって。今こういう番組に出てもなかなか実感が湧かないのが正直なところです」と心境を明かした。


西田さんを「私が映画監督として世に出て行くきっかけを与えてくださった恩人」とし、「『釣りバカ日誌』シーズン1の時に私が松竹に入社して、助監督としてつきまして。それから10年くらいたって、監督デビューとしてさせてもらった」と話した。


続けて「それまでにすでに日本を代表する喜劇俳優でしたから、緊張感しかない現場でしたが、終わると毎日のように宴会を。大好きでしたから。現場に入ると役柄になりきって急変される。『今日はどうなっちゃうんだろう』と思いながら現場に入ってました」と懐かしんだ。


本木監督は「演技が人生だった方。2行のセリフが(アドリブで)2ページになったこともある。役柄を深く追求した上での西田さんのアドリブだった。ある意味、西田さんらしい幕の閉じ方なのかなとも思います」と追悼した。

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