宝塚星組トップ礼真琴「私たちも日本を背負って頑張りたい」 総理演じる舞台と選挙戦重なる

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2024年10月18日 17:35  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

星組公演「記憶にございません!」「Tiara Azul −Destino−」の取材に応じるトップ礼真琴(左)、トップ娘役の舞空瞳

宝塚歌劇の星組公演「政界コメディ『記憶にございません! −トップ・シークレット−』」「カルナバル・ファンタジア『Tiara Azul −Destino−』」(19日〜12月1日、東京宝塚劇場)の通し舞台稽古が18日、同劇場で行われた。


三谷幸喜氏が脚本、監督を手がけた映画が原作。記憶を失ったことで初心に返る総理大臣を演じたトップ礼真琴は「大変ハードルが高い。映画にはそれぞれ当て書きの豪華な俳優さん方が出演されている中で、同じ役を自分たちでするということで、宝塚らしさも(演出家と)相談し、ある意味宝塚らしくない三谷さんのおもしろさを新たに宝塚に取り入れられたらいいなと思っています」と話した。


公演期間と実際の選挙戦が重なったことについて、礼は「宝塚(大劇場)の公演中からテレビをつけると政治のニュースであふれている毎日でした。これはチャンスだと思いながら政治家の皆さまの立ち居振る舞いなど、いつも以上に真面目に柄にもなく、ニュースを見ていました。いざこうして、東京に来て近くで公演をさせていただくからには、私たちも日本を背負って頑張りたいと思っております」と意気込んだ。


千秋楽をもってトップ娘役舞空瞳が退団する。舞空は「特にショーでは、礼さんと2人で踊らせていただく場面が多いので、すごくありがたく感じますし、すごくすごく幸せなので、1回1回を本当に大切に務めたいと思います」と話し、礼も「芝居もショーも、本当に愛のある演出を作ってくださいました」と感謝した。

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