松田凌主演映画「追想ジャーニー リエナクト」公開 谷健二監督はシリーズ化に意欲

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2024年10月21日 16:14  日刊スポーツ

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映画「追想ジャーニー リエナクト」(18日公開、谷健二監督)の公開記念舞台あいさつに出席した登壇者たち

松田凌(33)が19日、池袋・シネマロサで行われた主演映画「追想ジャーニー リエナクト」(18日公開、谷健二監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。


22年の前作に続く第2弾で、キャスト陣も一新。自身の現状に悩む主人公が30年前の世界へタイムスリップし、当時の自身に助言しながら新たな人生展開をたどる“追想”の旅をめぐる物語。


松田は「それぞれのキャストが素晴らしいお芝居、魅力を本作に注いで作った作品が、みなさまの心に届く日を迎えられたことがとてもうれしいです」とあいさつ。演じた横田雄二が脚本家であることから、もし脚本家だったらどんな脚本を書きたいかと聞かれると「映画が本当に好きでたくさん見ていますが、いつになっても見てしまうのが青春映画なんです」と明かし、「今見ると感じ方が違ってあの時の青い衝動だったり衝撃は僕にもあったし、あの頃の僕を追想していくとあまりそういった役柄を今まで演じたことがなかった気がして、10代から20代にかけての言葉に言い表し難い、だから俳優になったところもありますが自分だけの人生のえぐみとか若い青い炎を4人組くらいの男女それぞれの物語を書いてみたいなと思いました」と語った。


同じく登壇した、松田が演じた横田雄二の30年後の姿を演じた渡辺いっけいは「現場ではストイックな空気が流れていて、反応がわからない中で演じていたので、映画は見ていただく方がいて成立するものだと改めて感じました。ここからだという気持ちです」とあいさつした。脚本家についての質問では「漫画家になりたくて、この渡辺いっけいという名前もペンネームにしたいと思っていたのですが、ストーリーが浮かんでこなくて…画としては子どものミュージカルが撮りたいです。最近の子はスキルのある子どもが多いので明るさだったり恋だったりなどミュージカルを書いてみたい気持ちになりました」と明かした。


前作は、今や若手注目株として多くの作品に出演する藤原大祐が映画初主演を務め、ほぼ全シーンが舞台上のみで展開される独特の表現方法も話題に。第36回高崎映画祭では邦画ベストセレクションに選出された。メガホンをとった谷監督はシリーズ化への意欲も語り「3も4もタイムリープとタイムスリップなもので、シリーズ化したいなと思っています(笑い)」と意気込んでいた。


イベントには樋口幸平ほか、福松凜、新谷ゆづみらも登壇した。

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